テーマ:尾瀬

穿話§ニッカボッカ復権だ!

かつて登山者の定番スタイルといえば“ニッカボッカ”をはいて…… というのがあった。今はすっかり普通のパンツと同じ長い裾が主流に なってしまっている。 それが何というか気に食わずにいた。わかりやすく言うならば、昨今 プロ野球の選手がはいているだらりとしたあれに近いものを感じる。 以前は、スポーティーなハイソックスだったのが、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

徨話§ベルリンとアルプス[2]眼下の尾瀬

[承前] ミュンヘンに向かう飛行機における最大のミッションが、近づいてき た。羽田を離陸して20分足らず、高度8000mに達しつつあるタイミン グで、窓から眼を凝らすと、見慣れた残雪の形が見えてきた。至仏山 のムジナ沢だ。 ↓下右側が至仏山。細長い蛇のような残雪でわかったのだ 去年は雲がちで全容を見ることが難しかった…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

邂話§尾瀬初夏水芭蕉[9]尾瀬沼から大清水

[承前] 今回の尾瀬行旅行記も最終回となってしまった。 三平峠前後の残雪を見越して長蔵小屋を出たのは7時半。釜ッ堀湿原 に咲くいい塩梅の水芭蕉を横目に三平下へと向かう。 ↓長蔵小屋ともお別れ ↓そして小ぢんまりとした釜っ堀湿原の水芭蕉 ↓いい形で咲いているのを見つけたよ ↓早朝の鏡のような尾瀬沼は終…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

邂話§尾瀬初夏水芭蕉[8]朝の尾瀬沼

[承前] 一夜明ければ快晴の尾瀬沼である。目覚めたのは5時前、カーテンを 開けて外を見たら雲一つない快晴だったので、朝食前の散歩と洒落こ むことにした。この日朝の外気温は氷点下2度だと聞いた。 ↓湖面に水蒸気が薄く流れてもいて ↓我が尾瀬人生の中で最高の風景です そうしたら……上の写真のような、言葉で表現など…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

邂話§尾瀬初夏水芭蕉[7]長蔵小屋周辺逍遥

[承前] 湿原を流れる小さな沢も満々と水を湛えて流れているのをあちこちで 見た。茶褐色の湿原もほどなく緑へと変容していくことだろう。 ↓尾瀬沼北岸の沢 ↓尾瀬沼越しにお約束の皿伏山も 大江湿原に着いたのは12時半ちょっと前。尾瀬ヶ原より標高が高い分 だけ、春の訪れが少し遅いかなと感じた。 ↓大江湿原手前…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

邂話§尾瀬初夏水芭蕉[6]白砂田代から尾瀬沼

[承前] 下田代十字路から白砂乗越までのだらだら上りは……本当に苦手だ。 眺望はきかないし、とにかく2時間を延々と上っていくだけである。 ↓せめてもの名残り至仏 最近はもう諦めて、足を前に出していればいずれはたどり着くなどと 居直って、淡々と歩を進めることにしている。そんなだらけた歩き方 でも、ルートマップに記載…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

邂話§尾瀬初夏水芭蕉[5]下田代で花探し

[承前] 雨もすっかり上がってくれたのはありがたや。朝食をしっかり済ませ 玄関でのんびりモーニングコーヒーを啜る余裕もあった。 身支度をして8時前には龍宮小屋を後に、まずは下田代十字路に向か うのだ。この日の歩程は3時間半ちょっとくらいか。 ↓木道の間に咲く水芭蕉の小群落……白い妖精 それにしても水芭蕉以外の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

邂話§尾瀬初夏水芭蕉[4]龍宮小屋へ

[承前] 山ノ鼻から1時間40分歩いて龍宮小屋にたどり着く。立ち止まったり しなければ、その半分くらいで歩き通せてしまうのだが、今回は意識 して立ち止まり&振り返りを繰り返した。 ↓水が吸い込まれていく様が眺められる だから脇道にもしばしば入り込んで、前回は立ち寄らなかった“竜宮 現象の入口”も眺めてきた。流れの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

邂話§尾瀬初夏水芭蕉[3]下の大堀水芭蕉

[承前] ヨッピ吊り橋への分岐から中田代が始まり、この日のメインイベント が近づいてきた。尾瀬ヶ原も三分の一を歩いたことになる。ここまで 来ると、至仏山も燧ヶ岳も見栄えよく――インスタ映えってか?―― 山容を楽しめるのだ。 山ノ鼻からここまで一時間ほど。いつも以上に歩を進めるテンポは遅 い。立ち止まったり振り…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

邂話§尾瀬初夏水芭蕉[2]上田代牛首

[承前] さても上田代である。自分的尾瀬行の比重において、尾瀬ヶ原の西半 分の経験値は、下田代から尾瀬沼あたりの経験に比べれば、明らかに 低いと言えるだろう。 というわけで今回は、ルートマップ記載の歩行時間の倍近くをかけ、 特に上田代牛首のあたりを中心にゆっくりゆっくり歩を進めてみた。 そういえば牛首を間近からまじま…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

邂話§尾瀬初夏水芭蕉[1]鳩待峠から山ノ鼻

[承前] 東京の自宅を7時半過ぎに出て、片品村戸倉に着いたのが10時半前。 戸倉からバスで30分ほど走れば鳩待峠に到着である。鳩待峠の標高は 1591mで尾瀬ヶ原まではおよそ200mの下りである。 休憩所前の広場には至仏山を背に雪が溶けずに残っていた。一週間前 に降った大量の雨が、残雪をかなり溶かしたと聞いたていた…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

邂話§尾瀬初夏水芭蕉[0]5月28日~30日

昨日の午後、2泊3日の尾瀬行から戻ってきた。そして、週明けから 本格的に旅行記の連載を始めるが、とりあえず帰宅報告をしておく。 そして2週間後には長旅が控えているので、それまでには連載が終わ るよう、短期集中で臨みたい。 まずは、尾瀬一帯の初夏、そして水芭蕉のお様子がどうであったか、 天候の塩梅から山小屋あれこれ、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

巡話§半世紀後・・・・・・というわけで明日から

明日から尾瀬に行ってくる。 去年は7月のニッコウキスゲだったが、今年は水芭蕉を見ておきたい ので、ちょっと早めの5月下旬の尾瀬行とした。コースは去年とほと んど同じで、鳩待峠から尾瀬ヶ原泊、翌日は尾瀬沼泊の予定である。 古傷の膝も気にならないではないが、去年上がった時にはサポーター のおかげで、全歩程で痛むことなく済ん…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

顧話§初めての尾瀬・・・・・・半世紀を経て

尾瀬に初めて足を踏み入れたのは半世紀前、中学校2年の時だった。 同級生2人と山好きだった理科の教師が付き合ってくれて総勢4人の 尾瀬行である。 夜行に乗って沼田へ。そこから東武バスで戸倉まで行った。鳩待峠か らが楽に行けるというが、当時は路線バスが認可されておらず、黙認 状態だったマイクロバスに乗って鳩待峠に向かった。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

皐話§2019年5月の予定あれこれ

月初めなので、東京一か月間の日の出&日没時刻から。 4時台に入った日の出は、月末には4時半より早くなり、18時半前の 日没は19時近くまで遅くなる……いよいよ、窓からの太陽光だけで入 浴できる時季である。 5月のお出かけだが、まず團菊祭五月大歌舞伎夜の部を観る予定だ。 菊之助長男にして、菊五郎&吉右衛門の孫…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

変話§虹始見~七十二候~清明

清明の末候“虹始見(にじはじめてあらわるる)”である。 尾瀬ヶ原では“白い虹”が見られるという。大学時代の夏休み2年間 を尾瀬ヶ原の山小屋でアルバイトしたが、一度も白い虹を見ることは なかった。たぶんおそらく、中田代あたりでは見られて、下田代では あまり発生しないのではないか。 霧が白い虹を生み出すのだが、霧の水粒は普…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

週話§土曜諸相~うまい米~

先日、テレビで魚沼を中心に越後平野を取り上げていた。そこの主役 は言うまでもなく“米”である。土地の人たちは、米の味に誇りを抱 いて生きているのだ。 それで思い出したのは、尾瀬の山小屋でアルバイトしていた時のこと だった。1976年のことだったと思うが、バイト仲間に新潟から来てい た人間がいて、何かの話の中で「うちで収穫し…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

街話§神保巷塵[53]金教授とランチョン

[承前] 尾瀬愛が高じて病膏肓に入ってしまった金教授である。7月上旬に龍 宮小屋で会って以降、8月下旬に入山したと思ったら、先々週日曜日 から再び尾瀬の人となっていた。立派な“尾瀬病”である。 実は9月下旬から10月にかけて入山する予定が台風24号接近で足止め を喰らい、禁断症状もマックスとなり、一週間遅れの入山となっ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

週話§日曜消息~秋の空に~

やっぱり一番好きなのは秋の空だ。 雲一つない真っ青な空は、すきっとして本当に潔い。それに雲がアク セントとしてある様子は、何物にも代えがたい。 鰯雲や鱗雲もいいが、秋の雲だったら何といっても巻雲だろう。上空 で吹いている強い西風の鋭い筆先が描くデリケートな薄白のアートは 見飽きることがない。雲の形状は千差万別にして千変…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

漂話§旅は徒然[2]尾瀬発見せり!

[承前] ミュンヘンに向かう飛行機の座席は左窓側と決めている。その目的は 羽田離陸後およそ20分後に現れる下界の風景を見たいがためなのだ。 とはいえ、毎回毎回目にすることができるというわけでもなく、気象 条件に左右されることになる。今回、羽田を飛び立った時は、かなり 雲が厚くて、ちょっと無理かなと半ば諦めていたのだ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

街話§神保巷塵[51]尾瀬の金教授がまた

[承前] 尾瀬で出会った金教授は、神保町界隈好きでもあった。コーヒー好き な彼は、神保町でコーヒーを飲むことを楽しみにしていると聞いた。 たぶん、学会や提携大学との交流とやらで頻繁に東京に来ている節が あり、どうやらその都度神保町散策をしているようだ。 そうして龍宮小屋でお節介をした人間が“カモネギ”ならぬ“尾瀬&…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

特話§旅の時間は“ハレ”~日常との乖離~

一か月前、車で尾瀬に向かって家を出発したのが8時頃。小学校に登 校する子どもたちをあちこちで見かけた。そんな“日常”の中を旅に 出る自分がいて、ちょっと不思議な気持ちになった。 やはり旅することは“ハレ”なのである。では、日常とは何かと考え るが、基本的には家を中心にしての生活ではと単純化しておきたい。 こうした日常と…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more