テーマ:オペラ

徨話§ベルリンとアルプス[19]湖上音楽祭

[承前] フランスを中心に熱波が襲来していて、オーストリアもその範囲に入 っている。フランスほどではないが、暑さは半端ではなく、わざわざ 表に出ていくのは控えめにしていた。 そんなわけで、今年レンタカーの走行距離が1000kmを切ったわけだが とはいえさすがに何もしないのも何なので、恒例のブレゲンツ湖上音 楽祭を眺め…
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徨話§ベルリンとアルプス[12]トリスタン~下~

[承前] というわけで演出について幕ごとにざっと簡単におさらいしておく。 第1幕:大会社が所有する豪華クルーザーの船内。トリスタンは大会 社の支社長。大会社CEOであるマルケが娶るイゾルデを伴って、名 誉の帰還である。 ↓ベルリン国立歌劇場のトレイラー ブランゲーネが毒薬を媚薬とすり替えてトリスタンが飲むと、笑い…
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徨話§ベルリンとアルプス[12]トリスタン~上~

[承前] 気がつけばあっという間に日程は消化され、今回のベルリン訪問最大 の目玉であるベルリン国立歌劇場『トリスタンとイゾルデ』の日がや ってきた。 ↓ウィキペディアより借用 バレンボイムの指揮でトリスタンをというのは1997年のバイロイト以 来4度目、ベルリン国立歌劇場では3度目である。しかも歌手の揃い が、現状…
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徨話§ベルリンとアルプス[10]ばらの騎士

[承前] この日から金曜日までが怒涛の四連荘で、オペラ、バレエ、オペラ、 オーケストラ・コンサートと続くのだ。日本にいる時はすっかり早寝 になってしまった身だが、こちらに来ると劇場の終演時刻は22時を過 ぎるのが辛い。せめて21時過ぎならありがたいのだけれど。 ↓すぐそこに見えるコーミッシェオパー ↓隣のホテルの前に…
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徨話§ベルリンとアルプス[5]イタオペ久々

[承前] というわけで、到着早々にオペラを観に行くことになっている。到着 当日にパフォーマンスを観に行ったことなどさすがに一度もないが、 2日目からは普通に観ている。 とはいっても、時差ぼけが抜け切れているはずはないので、できれば 休養に努めたいところだが、この日ベルリン・ドイツ・オペラの公演 で指揮をするのがサー・…
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留話§一日一句~トリスタンとイゾルデ~

季語は・・・夏の月 ワグネルの 愉悦耽美や 夏の月 今回のベルリン訪問一番の目玉は、ベルリン国立歌劇場でバレンボイ ムが指揮しての『トリスタンとイゾルデ』である。この人が振るトリ スタンを聴くのは1997年のバイロイト以来4回目になるだろうか。 歌手陣が強力で、トリスタン:アンドレアス・シャーガー、イゾルデ :ア…
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留話§一日一句~今夜はオペラ~

季語は・・・短夜 短夜や 楽劇ばらの騎士 大詰め ベルリンにはオペアハウスが3つある。旧西独地区のベルリン・ドイ ツオパー、旧東独地区の国立歌劇場とコーミッシェオパー。今夜は、 コーミッシェオパーでリヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』を 観るのだ。 【去年の今日】悔話§人生は実験できない
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祝話§ワーグナー206歳

勝手に恒例にして寿いでいるワーグナーの誕生日である。 細々ではあるけれど、年に最低でも一回はワーグナー上演をという、 これもまた勝手な決め事も、何とかかんとか継続しているのはめでた いといえばめでたい。 何しろ、海外オペラハウスの引っ越し公演とは縁を切ってしまったの と、新国立劇場にも通わなくなってしまったので、相当に…
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薔話§連休前に見た夢~ばらの騎士?~

他人の見た夢はつまらないというが、自分の記憶を残しておきたいと 考え、あえて書き残すことにする。 場所は、ドイツあたりの歌劇場。夫婦二人して平土間でリヒャルト・ シュトラウスが作曲した『ばらの騎士』新演出上演を観ることになっ た。 第1幕の記憶はないが、今様の演出で“何だかな”という印象である ことだけは覚えている。…
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繊話§感性は磨かれたか・・・・・・

残念ながら“ライトな音楽好き”の域以上とはならないままに生涯が 終わってしまいそうだ。 たぶんおそらく、そもそも磨かれるほどの感性などは我が内には存在 してはおらず、せっせとコンサートホールや歌舞伎座などに通っても その場にあるものを観て、聴いて……それで終わってしまうようだ。 何より、そうしたものを文章化する語彙もなけれ…
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彷話§さまよえるオランダ人~東京・春~

気持ちよく気温が上がった日曜日の午後、桜も少し散りかかりの上野 は東京文化会館で東京・春・音楽祭『さまよえるオランダ人』を聴いて きた。 指揮:ダーヴィト・アフカム オランダ人(バス・バリトン):ブリン・ターフェル ダーラント(バス):イェンス=エリック・オースボー ゼンタ(ソプラノ):リカルダ・メルベート エ…
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週話§日曜諸相~さまよえるオランダ人~

今日の午後は、上野の東京文化会館。東京・春・音楽祭のメインプロ ワーグナーの『さまよえるオランダ人』演奏会形式を聴く。 オランダ人に接する機会は意外にも少ない。一番多いのは『トリスタ ンとイゾルデ』の21回だが、オランダ人は10回である……ちなみに、 一番少ないのは『ローエングリン』で、ひとケタ9回だったりする。 …
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総話§スコアの類は持っていますが・・・・・・

音楽を聴くのは楽しみの一つだが、音楽そのものについての知識は、 基本的な和声学をはじめとして、残念ながら持ち合わせていない。 ではあるが、ミニチュアスコアの類はそれなりの数を所有していて、 時折だが気が向くと、聴きながらペラペラめくってみたりすることは ある。実際に音楽が鳴っていないところでスコアをめくっても、当然 のこと…
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週話§土曜諸相~1月最終土曜日~

あっという間に新しい年の最初の月が終わりを迎えようとしている。 リヒャルト・シュトラウスのオペラ『ばらの騎士』の主人公である元 帥夫人が、夜中に目覚めて屋敷中の時計という時計を止めてしまうと 述懐する場面があって、それはもう大多数の人間が、時が止められる ものであったら止めてしまいたいと思う瞬間があるのは間違いない。 …
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悼話§テオ・アダムさん(オペラ歌手)

テオ・アダムの舞台姿を最後に観たのは1999年9月のドレスデン・ゼ ンパーオパー『ナクソス島のアリアドネ』の音楽教師役だった。 歌手としてのキャリアは終わりかかっていたが、舞台上の存在感は、 長年の劇場生活の蓄積の賜物と、華やかなカーテンコールを眺めなが ら思ったのである。 晩年は認知症を患い、老人ホームでその一生を終…
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緑話§バイロイト音楽祭のチケット

2019年バイロイト音楽祭のチケット申し込み用紙が届いたところで、 座席のカテゴリー分けが大幅に変わったと知ったので、エントリーと して記録しておく。 上のように変わった。下が今年までのカテゴリー分けである。 今年までは11あった平土間席のカテゴリーが7つに減った。大雑把に 言えば事実上の値上げということだろう…
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漂話§旅は徒然[22]ブレゲンツ音楽祭と

[承前] 青空が広がった日曜日の午後、毎年一度か二度は食べに行く村の中華 料理屋でランチを食べた後、車を走らせてブレゲンツ音楽祭のステー ジ見物に行ってきた。 去年と今年はビゼーの『カルメン』が上演されたが、去年見に行った 時はリハーサルをやっていて客席まで入れず、舞台の全貌を見るのは 初めてだが、既に公演は終了して…
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嗜話§音楽好き嫌い~名前当てあり~

音楽が流れてくれずに、止まりそうとも感じられる演奏は好まない。 それに加えて、あまりクセが強い演奏も好きではない……LM氏とか LB氏が指揮する音楽の類である。 不思議なことにCK氏(カルヴァン・クライン氏にあらず)の音楽には そうしたことは感じない。音楽の自然な流れを感じるからだろうか。 SC氏が指揮した実演は2回ほ…
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漂話§旅は徒然[17]アポロとダフネ

[承前] インスブルック滞在も最終日……日付が変われば移動日である。 最終日は20時開演、古楽祭の野外オペラでフランチェスコ・カヴァッ リが1640年に作曲した『アポロとダフネ』が上演される。だが天気が 芳しくない。 ↓グーグルマップから拝借した野外オペラ会場 ホテルを少し早めに出ると、会場となるインスブ…
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漂話§旅は徒然[6]古楽祭のお城へ

[承前] 去年のアムステルダムに続いて、初訪問の都市がまた一つ増えたが、 一番の目的はインスブルック古楽祭を聴くことである。インスブルッ クのオーストリア編入六百年を記念して、1963年に始まった音楽祭だ が、古楽に興味はあっても音楽祭の情報は持ち合わせていなかった。 今回、たまたまスケジュールが合ったので、コンサ…
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興話§一日一句~今夜は野外オペラ~

季語は・・・流れ星 流れ星 野外オペラの 闇一閃 今夜はインスブルック大学の内庭で、フランチェスコ・カヴァッリの バロックオペラ『アポロとダフネ』を観る。ギリシャ神話の“あれ” 程度の知識で実演に臨むので、音楽を聴いている間はともかく、終わ ってしまえば、記憶から抜け落ちるのは間違いないのだ。まあ、その 場の雰囲気を…
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興話§一日一句~インスブルックへ~

季語は・・・星月夜 アルプスは 影を主張す 星月夜 今回の初訪問都市はインスブルックである。この期間に何かないかと 物色していたら、折もよく“インスブルック古楽音楽祭”開催中とわ かったので、コンサートとオペラを一回ずつ行くことにした。 ミュンヘンからは車で2時間ほどと、手ごろな距離である。3日間の 滞在の間に時…
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顧話§今日の歴史~第1回は大赤字~

1876年8月13日、第1回バイロイト音楽祭開幕。 タイムマシーンがあればなあと思うことしばし……歴史オタクならず とも、歴史探索をしたくなることは珍しくない。 例えば1876年に第1回の幕を開けたバイロイト音楽祭なども、その様 子がどのようなものだったか、覗いてみたいと思わせるものはある。 だが、ちょっと待てと立…
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緑話§バイロイト音楽祭2018開幕

今年もバイロイト音楽祭の初日を迎えた。『ニーベルングの指環』の プロダクションは5年上演されて去年で終了した。 なので今年は『さまよえるオランダ人』『ローエングリン』『トリス タンとイゾルデ』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『パルジ ファル』という5演目が上演されるが、それに加えて“なぜか”『ワ ルキューレ』のみ3回…
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週話§日曜消息~吉田秀和の忌日~

ワーグナーの誕生日でもある5月22日は、2013年に評論家の吉田秀和 が没した日でもある……なので、来年で七回忌となる。 彼の存在を知ったのは二十歳の頃だったから、遅かったほうではない だろうか。 以来40年もの間、彼の言葉に触発されること少なくなかったが、ただ それなりにでとしか言えないくらい不十分なレベルの理解しか…
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祝話§ワーグナー205歳

毎年書いているが、リヒャルト・ワーグナー生誕205年の日である。 1813年という年は、ナポレオンがザクセン侵攻をしていた。そんな最 中にワーグナーはライプツィヒで誕生したのだ。 同じ年に生まれた人物としては、冒険家のデイヴィッド・リヴィング ストン、哲学者のキェルケゴールが、そしてイタリア・オペラの雄で あるジュゼッ…
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命話§ワグネリアンという競馬馬

日本ダービーは府中の東京競馬場で5月27日に開催される。出走馬の 中に“ワグネリアン”という馬名の馬がいて、これがなかなかに有望 なのだと聴いた。 4月半ばに行われた皐月賞では、7着という不本意な成績だったが、 ダービー前の調整であると解説する向きもいて、3週間後がどうなる か……楽しみである。 ところで、ワーグ…
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纒話§書きもらしたクラシック演奏会五本

3月20日、21日……ロータス弦楽四重奏団のベートーヴェン後期弦楽 四重奏曲全曲シリーズのうち、15番以外の2回を聴いてきた。会場は 武蔵野市民文化会館小ホール。 [3月20日] 弦楽四重奏曲第12番 Op.127 Es-Dur **********************休憩*********************…
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卯話§2018年4月あれこれ

桜も咲いて、春爛漫の4月となった。毎月のことなので東京における 日の出&日没時刻を上げておく。 日の出は5時半より早くなり、月末には4時台に入る。日没時刻も、 18時台まで遅くなって、月末には18時半をうかがうとは、11月末から 2時間も日が長くなったということになるのだ。 今月は、コンサートや劇場通いが6回と先月…
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悼話§ヘスス・ロペス=コボスさん(指揮者)

1987年に来日したベルリン・ドイツ・オペラが『ニーベルングの指環』 四部作を日本で初舞台上演を行ったが、その時の指揮者がヘスス・ロ ペス=コボスだった。 スペインに生まれ、ウィーンで学んで、ベルリンのオペラハウスで音 楽監督を務めたのである。1987年に聴いた時のことは、どうであった のか、聴き通したという自己満足でしか…
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