テーマ:就職

週話§土曜諸相~新入社員の書店実習~

41年前、1978年に始まった会社生活の最初は“新人研修”と呼ばれる 行事が1か月半ほど続いた。 社内で会社事情あれこれのレクチャーがあったり、実技の真似事やら 印刷会社、製紙会社、書籍取次会社といった関連企業へ見学に行った りと、まあそれなりに色々と詰め込まれることはあったようである。 研修最後の2週間ほどは、書店実…
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懐話§昭和五十年代~リクルートスーツ~

[承前] 大学卒業を前に就活していたのは、1977年(昭和52年)のことである。 その当時に“リクルートスーツ”なる概念は存在していたかもしれな いが、実際に自分が会社訪問に着て行っていたのは、ごくごく普通の ブラウン系の上下で、リクルートスーツの類ではなかったのだ。 同様に他の連中で、いかにもリクルートスーツを着…
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週話§土曜消息~自分に自信がないこと~

ここまで生きてきてもなお、自分に自信が持てないままでいる。 それはなぜなのかとしばしば考えをめぐらしてみるのだが、どうやら 拠って立つに足る自分の中身があまりにも少ないと感じているからの ようだ。 決定的なことは、それなりの知識を持ち合わせながら、それらを体系 的に融合できないことで、知識の価値を貶めている……そんな気…
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週話§日曜消息~就職から40年~

大学を卒業して就職したのが1978年4月のことで、それからちょうど 40年が経ったことになる。何度も書いているが、4月1日、2日が土 日と重なっていたので、書類上の入社日は4月3日だったのである。 仕事を始めた二十代の前半の頃、定年退職のことなど想像したことも なかった。今眼の前にある仕事をこなしていくだけで精一杯だったの …
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継話§雷乃発声~七十二候~春分

春分の末候“雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)”である。 明日から4月。新社会人は入社式を迎え……と思ったら、4月1日は 日曜日だった。先々は長いから、心の準備がもう一日あると考えれば いいだろう。そうして、彼ら彼女らの前途が実り多いものであればと 願うのである。 季節は春。重い上着から解放されて、身も心も軽やか…
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人話§電文の怪~内定の予定に決定委細文~

エントリータイトルの短文は、就職の内定が決まったことを知らせる 電報文で、配達はされず、オペレーターが電話口で読み上げたものを 受話器から聞き取ったものである。 ナイテイノヨテイニケッテイイサイフミ タイトルのように漢字で書けば何とか理解できるが、耳だけで聞くと イメージはカタカナの形状で頭の中に入ってくるのだ。 …
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夢話§将来を“設計”していたか

大学を卒業し、何とかそこそこの会社に就職して37年半勤めあげて、 61歳で定年退職した。世間一般で言うところの“逃げ切れた”のだと 言えるのだろうか。 就職するまでの道のりはずいぶんといい加減だった……という以上に いかにして生きていくのかという先々の見通しがまったくできていな かった。 だから、どんな仕事に就くのか…
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環話§霜止出苗~七十二候~穀雨

穀雨の次候“霜止出苗(しもやんでなえいずる)”である。 週末からゴールデンウィークが始まる。定年退職した身には無関係な ものだが、今年は5月1日と2日を休めれば連続9日の大型連休にな ってくれる。 勤め人だった頃は、仕事が空いているのであれば何日かを有休にして 連続して一週間の休みを取っていた……その分、通常の日の仕事…
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歳話§初めての定年[43]39年が経っていた

[承前] 先週の月曜日は、1978年に入社して39年という日だった。本来であれ ば4月1日入社となるところを、土曜日だったので、我々の入社日は 1978年4月3日だったのである。 そして、およそ40年近い年月を一つの会社で過ごせたというのは、マ ンネリだったこともあったはずだが、幸運だったと思うしかない。 37年…
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決話§博打が下手過ぎな人

博打とかギャンブルの才能は備わっていないまま、人生の終盤戦を迎 えてしまった。手を出そうと思えば簡単にできるとは思うが、結局は 負けてもへこたれずに継続するパワーを持ち合わせてはいないのだ。 人並みだが“賭け麻雀”をしたことがあったのは高校時代のことだが それも大負けして数百円のレベルだったし、もちろんそこまで負けた こと…
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歳話§初めての定年[42]最後の同期が

[承前] 先週の金曜日、同期で残っていた四大卒最後の一人が定年退職した。 同期入社は二浪から現役までと3年にわたっていて、早生まれである 彼女が、社員として一番長く仕事をしていたことになる。 入社したのは一緒だが、退職する時は誕生日の前日なので、一人ずつ 少しずつ会社から去っていくのだ。もちろん、昇進した何人かは、本 …
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働話§大学生の就活が間もなく

先週火曜日、母校の校友会が主催した、今年度の卒業生を祝う会なる ものに地域校友会の代表として出席してきた。 それはさておき、先日乗った電車の中で見かけたのは、就活を控えた 大学3年生の3人組で、4年になったらほどなく就職活動たけなわに なるのだなと、スケジュールノートを見ながら話をしている彼らを眺 めていたのだ。 そ…
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歳話§初めての定年[38]リクルートスーツ

[承前] 定年の対極である就職活動について思い出したことを書いておこう。 いわゆるリクルートスーツのことである。 あれが“いつ、どのように”発祥したのか……まさにジャストのタイ ミングだったということなのだ。といっても自分自身はリクルートス ーツを着たことはなく、大学入学の時に親が買ってくれたスーツを着 て面接に臨ん…
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歳話§初めての定年[35]生き残ったのか?

[承前] 広告業界ナンバーワンの“電通”が、またも自殺者を出し、ようやく 裁判で労災認定がなされたのは先々週のことである。長時間労働に加 えてパワーハラスメント的な要素も含まれていると想像できる。 自殺した新入社員は百時間を超える残業の中で鬱病にむしばまれてい ったことが、ツイッターの書き込みからもうかがい知れたが、自…
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断話§仕事を辞めた~半年足らずだった~

4月から始めた週2日の仕事だが8月一杯で辞めると先方に伝えた。 最大の理由は、高校時代の友人で仕事に誘ってくれた病院の副院長の 急死だった……これは自分にとっては大きなショックだった。 がんが検査入院で発覚し、自分の病院への転院から、亡くなるまでの 2か月ほどの間に、仕事の打ち合わせで顔を合わせるのは辛かった。 もちろ…
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問話§大学で学ぶということ

大学で勉強(らしきもの)をしたのは1974年から1978年までの4年間だ った。二十歳になる年から23歳までのことである。だからもう40年と いう歳月が経ってしまっていた。 大学で何を専攻したかというと“教育学”である。教育史だったり、 教育心理学、社会教育学、教育哲学に教育社会学といったベーシック な教科と並行しつつ、3…
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歳話§初めての定年[31]スーパーバイザー

[承前] Supervisor……“V”だから、スーパーヴァイザーと表記するほうが よさそうだが、広く一般的には“スーパーバイザー”で通っている。 なので、ここでもスーパーバイザーを使わせてもらう。 4月から非常勤で週2日の仕事を始めたことは、何度も書いている。 5月に入って名刺ができあがった。その肩書が“パブリッシン…
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歳話§初めての定年[30]週に2日の

[承前] 週に2日、火曜と金曜のお仕事は今のところ楽だと感じている。しか も11時にスタートして18時前に終わるというのも、最終的に完全リタ イアを目指している自分にとっては、実にありがたいローテーション である。 そんな仕事をさせてもらっているから、それほど報酬を求めることは しなかった。交通費に出勤した日数に応じ…
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歳話§初めての定年[29]再就職一か月

[承前] いわゆる再就職による出勤を始めてから一か月が経過していた。ちょ うど一週間前のことである。 4月の出勤日数は7日……そんな程度でしか出入りしていないが、な かなかに大変な職場であることは、しっかりと理解できたつもりだ。 週に2日、我が家を10時前に出て、最寄り駅から都営新宿線大島まで 50分ほどだが、苦…
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歳話§初めての定年[25]これ……再就職?

[承前] 今日から、週に2日ほどの手伝い仕事が始まる……我が家最寄駅から かつての職場である神保町を通過し、さらに10分ほど乗った場所で、 知り合いに頼まれてのこととて、気楽にかまえていたら“忙しく働い てもらうね”などと言われてしまい、既に戦々恐々としているなう。 仕事としては、フライヤー類やネットページの編集やら制…
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痛話§徹夜と朝帰り~編集者の宿命~

出版社で編集者として働いてきたので、四十代の半ばくらいまでは、 午前様や徹夜の朝帰りは日常茶飯だった。 仕事の中には少なからぬ“待ち時間”もあって、いわば勤務時間を水 増ししているのだが、待ち時間をゼロにするなどとは不可能なことで しかない。 だからというわけではないが、9時半という定時に出社しても意味は なく、早く…
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週話§土曜些事~弥生も半ば~

おっと、3月も中旬が来てしまったぜ。 2月時点で話がほぼまとまって、一か月後くらいからは週2日ほどの 手伝い仕事に行くことになった。週2日くらいだから、交通費と途中 下車の寄り道時、居酒屋に払う呑み代程度にはなってくれるはずだ。 これまでやってきた仕事を活かしてやってくれということなので、あ まり気張ることなくできると…
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歳話§初めての定年[24]就職するまで-結-

[承前] そうして下宿に人事担当者がやって来たのは12月27日のことだった。 大家さんが気を遣ってくれて、何くれとなく世話をしてくれたのだ。 で“何でまた訪問してきたんですか”と聞いてみたら……“いやまあ どんな学生生活を送っているのかなとか、そんなところですよ”とい う適当な答えが返ってきた。 どうってことのな…
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歳話§初めての定年[23]就職するまで-下-

[承前] 筆記試験を受けた時の感触は決して芳しいものではなかった。だから 筆記をクリアして一次面接に呼ばれた時も、冗談でしょ……レベルで しかなかったし、どこかで不採用通知がきておしまいと思っていた。 それが、何にだまされたのか、どこがよかったのか、一次を通り、二 次も通って、最終の重役面接まで進んでしまった。まさかま…
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歳話§初めての定年[22]就職するまで-中-

[承前] 11月、マスコミの採用試験が始まった。受けた会社は3社で、教科書 会社、生まれ故郷の県域で売られている日刊紙、それから大手出版社 である。 あっさり落ちたのは教科書会社で、一次面接で“運転免許は持ってい るか”と聞かれたのに、持っていないが将来は取得するつもりと答え たのが悪かったのか落ちた。教科書会社は編…
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歳話§初めての定年[21]就職するまで-上-

[承前] 定年退職するまで同じ会社に居続けたわけだが、そんな会社に入った 経緯と、入ってからについてを少しだけ書いておこう。というわけで 話は1977年の秋までさかのぼる……。 大学では教育学なる訳のわからない学科で勉強していた(はず)。だが 教職過程は取らないまま、とうとう最終学年を迎えてしまい、就職を 考える時期…
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