テーマ:ベートーヴェン

閑話§心穏やかな秋の日~今年もあと~

昨日の日曜日、6時前に眼は覚めたが、前日22時過ぎの就寝だったの で睡眠時間は十分だった。日曜日、東京の日の出は5時56分だから、 夜は明けきらず、薄っすらとした風景が眼の前に広がっていたのだ。 少し雲がちだが青空が広がり、ほとんど風のない穏やかな空気の中、 我が家周りの木々のうち、桜の葉はほとんど落ちたが、他の葉の色は …
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悼話§F・ブリュッヘンさん(音楽家)

リコーダーやフルート・トラヴェルソの演奏家でもあり、指揮者とし てのキャリアも長かったフランス・ブリュッヘンが亡くなった。 享年七十九 彼の実演を初めて聴いたのは1975年。麹町の都市センターホールで、 バッハのフルート・ソナタのリサイタルだった。何というか物足りず に拍子抜けした記憶が残っているが、それはもうひとえに…
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鋭話§アルテミス・クァルテット(紀尾井)

火曜日という週初めの平日、それでも聴きたいアルテミス・クァルテ ットのコンサートに行ってきた。彼らを紀尾井ホールで聴くのは初め てだと思う。 ブラームス:弦楽四重奏曲第1番 c-moll Op.51-1 クルターク:小オフィチウム       アンドレーエ・セルヴァーンスキーを追悼して Op.28 *******…
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鍵話§アンスネスのベートーヴェン

一昨日、オペラシティ・コンサートホールでレイフ・オヴェ・アンス ネスのベートーヴェンを聴いてきた。体調不良で来日がぎりぎりに。 結果、兵庫は中止。武蔵野と東京で2回のリサイタルとなったのだ。 プログラムは以下のとおり。 ピアノ・ソナタ第11番 B-Dur Op.22 ピアノ・ソナタ第28番 A-Dur Op.101…
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詐話§さむら かわちのかみ ではない

未完に終わったモーツァルトの『レクイエム』は“匿名の依頼主”が 存在していた。後に、アマチュア作曲家である某田舎貴族からの依頼 であるということが判明している。 フランツ・フォン・ヴァルゼックという依頼者が、レクイエムを自ら の作品として世に出そうと目論んでいたというのが真相なのだった。 というエピソードを少しだけ髣髴…
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蕪話§ツィメルマンのベートーヴェン

1月10日、武蔵野市民会館で行われたクリスチャン・ツィメルマンの ピアノ・リサイタルを聴いてきた。去年12月に行われる予定が、彼の 腰痛で延期された公演である。 ピアノ・ソナタ第30番 E-Dur Op.109 ピアノ・ソナタ第31番 As-Dur Op.110 ***************休憩*******…
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情話§レオノーレ3番で手拍子?!

これまた“とんでもない”事態が起こっていたようだ。 先日、日生劇場で上演されたベートーヴェンのオペラ『フィデリオ』 で慣習となっている第2幕第2場への橋渡しとして演奏される『レオ ノーレ』序曲第3番の最後3分ほどのところで、客の一人が手拍子を 始めたというのである。 その客は係員の制止も無視して最後まで手拍子を続けたよ…
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蕪話§コンスタンチン・リフシッツ演奏会

三連休初日、1月に続いて2度目の所沢訪問は、コンスタンチン・リ フシッツのベートーヴェン後期ソナタ3曲の演奏会である。先物買い する人ではないので、過去2回は聴いておらず今回が初めてなのだ。 聴いた席は、樫本大進の時とほぼ同じの3階1列目だが、今回は我々 の他に3人の客が席についた……どんなチケットの売り方をしたのか …
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週話§土曜雑感~所沢再び~

今日も昼頃から所沢に行ってくる。1月に樫本大進のベートーヴェン のソナタの伴奏をしたコンスタンチン・リフシッツの演奏会で、今日 はベートーヴェンの30~32番のソナタを聴く。 寡聞にしてしらなかったのだが、何度か来日していて“赤丸上昇中” のピアニストということらしい。そういえば昨年は、フーガの技法を 演奏していたというこ…
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提話§樫本大進&K・リフシッツ演奏会

穏やかな日曜日の午後に電車を乗り継いで約2時間、所沢ミューズで 樫本大進とコンスタンチン・リフシッツが演奏するベートーヴェンの ヴァイオリン・ソナタ3曲を聴いてきた。プログラムは以下の通り。 ヴァイオリン・ソナタ第3番 Es-Dur Op.12-3 ヴァイオリン・ソナタ第4番 a-moll Op.23 ~~~~~~…
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週話§日曜雑感~樫本大進を所沢で~

ベルリンフィルのコンサートマスターを務めている樫本大進がコンス タンチン・リフシッツのピアノ伴奏でベートーヴェンのソナタ3曲を 演奏するので、所沢ミューズまで遠征してくる。 既に歌舞伎の正月公演は観ているが、今年のクラシック初めはこれで ある。あれもこれもと聴きたいのはやまやまだが、今月は歌舞伎2回 とこれを聴くだけなのだ…
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頌話§ベートーヴェンの第九を考える

いつもながらの巡回ブログを読んでいたら、年末に東京で行われるベ ートーヴェン第九の演奏会は延べ50回なのだと知った。ホールキャパ を大雑把に2000人として10万人が第九を聴くことになるのだ。 翻って1824年、ウィーンで第九の初演が行われた時の聴衆は何人だっ ただろうかと考えた。おそらく数百人程度と想像されるが、初演が行 …
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週話§日曜閑居~ピアノの演奏会裏方~

今日は午前中から出かけてしまう。2年前から幹事としてお手伝いし ている大学校友会が主催するピアノ演奏会の裏方仕事である。 こういう会を同窓会組織が催すものかということはともかく、立案か ら半年ほどで当日を迎えることになった。自分自身はクラシックが好 きだから、しばしばコンサートに行っているが“中の人”の仕事は、 漠然と眺め…
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週話§連休閑居~2012.4.28~床屋さん

昨日は連休の初日であった。今年は暦の巡り合わせがよろしく、2日 一日だけ有休にすれば9連休になってくれるというのがありがたい。 少しだけ寝坊した初日の午前、朝食を済ませて床屋に出かけた。早い 時期に切ってしまおうといいう目論見で、10時半過ぎに着いたら3人 待ち。近くの店でコーヒーを飲んだりして時間をつぶし、12時過ぎか …
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合話§ケラー四重奏団~紀尾井ホール~

アルテミス・クァルテットが第一ヴァイオリンの故障で来日キャンセ ルとなり、ケラー四重奏団が来日しての代替公演となった。 3月も末だというのに、四ッ谷駅からホールに向かう土手の桜はまだ 開かずという24日土曜日の午後。プログラムは以下の通り。奇しくも “3B”揃い踏みとなったのだ J.S.バッハ:フーガの技法 BWV…
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想話§標題音楽を考える・・・

ベートーヴェンの交響曲第6番は田園という表題が付いたうえに、各 楽章に簡単な説明が添えられている。ベルリオーズの幻想交響曲もま たしかりである。 そうやって作曲家自身が命名したりというものとは別に第三者がその 音楽を聴いて“こりゃあ何とかだよね”と言ったことが、世間に伝播 していったものがある。 言うまでもなくベート…
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週話§日曜呟き~お誕生日\(^o^)/ ~

今年で、ベートーヴェンよりも長生きしちゃったということになる。 我が身を削って130曲以上の作品を物した作曲家に比べれば、何と まあホニャララと生きてしまったことかと思う。もっとも、眼を三角 にして生きてきたら、ベートーヴェンという存在すら知らないままに 年老いてしまったかもではなかったろうか。 そういうわけで、自分自…
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伊話§アレグロ・コン・ブリオ!

それは、クラシック音楽がようやく自分の体内に入り始めた、まさに 最初期のこと。初めて本格的に聴いた交響曲がベートーヴェンの5番 だったということは以前にも書いたこと。 しょぼくれたAMラジオから流れてくる、女性アナウンサーの曲目説 明を聞いていたら“第一楽章、アレグロ・コン・ブリオ。第二楽章、 アンダンテ・コン・モト……”…
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悼話§中村とうようさん(音楽評論家)

大雑把にロック、そしてエスニック音楽がフィールドの音楽評論家だ った中村とうようは、クラシック音楽を常に批判し続けていた。 そんな彼の文章を初めて読んだのは1974年刊のユリイカで、ベートー ヴェン特集の中でのこと。 まあ、要するに“支配者の音楽”としてのクラシックという見方で展 開された文章で、気持ちはわかるが身も蓋…
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週話§連休呟き~第九再び~2011.5.5

5月2日にミュンヘンのガスタイクで行われた、東日本大震災支援コ ンサートをバイエルン放送のページを通じて全曲聴くことができた。 短い映像だが、演奏会の様子をYOUTUBEで見ることができる。 ズビン・メータの指揮で演奏したのはミュンヘンフィル、バイエルン 放送響、バイエルン国立歌劇場管弦楽団とそれぞれの合唱団、それに バス…
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響話§百万人の音楽~TBSラジオ~

その昔、TBSラジオ日曜23時から『百万人の音楽』という一時間の クラシック音楽番組があった。スポンサーはサントリーである。 司会は芥川也寸志と野際陽子。ゲストを招いてスタジオで行われる肩 の凝らない音楽の話に、時には公開録音も行われたりと幅広い番組構 成だった。 初めて聴いたのは中学に入った頃だったかと記憶している。…
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友話§東京・春・音楽祭・・・2011.4.10

『ローエングリン』中止を受けて、ズービン・メータが提唱し開催に こぎつけたチャリティ・コンサートに行ってきた、東京文化会館。 ベートーヴェン:交響曲第9番 d-moll op.125 指揮:ズービン・メータ ソプラノ:並河寿美 メゾ・ソプラノ:藤村実穂子 テノール:福井 敬 バス・アッティラ・ユン 管弦楽:N…
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週話§日曜呟き~東京の春音楽祭~

今日の午後は、中止になった『ローエングリン』の代替公演として、 ズビン・メータとN響によるベートーヴェン第九交響曲の演奏がチャ リティ公演として行われる。 『ローエングリン』の中止は残念だが、なくなってしまった公演を嘆 いてもしかたがない。音楽を聴いて、ささやかながら義援金も拠出で きるということだ。 コンサートの模…
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存話§ベートーヴェンの年齢を・・・

どうやらベートーヴェンよりは何か月か長生きしたようである。それ で気がついたら、マーラーやチャイコフスキーよりもとっくに長生き だったという……。 それで、次の目標となる作曲家を探したのだが、なかなか見つからず で、ようやくエリック・サティが59歳で没しているのに気がついた。 とりあえずの目標ということで、ひとつよろしくお…
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休話§年末年始日記[2010年12月31日(金)]

さすがに休み慣れしてきたということか、起床時間がどんどん後にな ってきて、今朝目覚めたのは8時過ぎ。 昨日の買出しで手に入れたスコーンを温め、桑の実ジャムをつけて朝 食。午前中から昼過ぎまではダラダラと過ごして、14時過ぎより浴室 掃除に突入した。 まず洗浄剤を浴槽に落として追炊き。浴槽には排水溝のパーツなども 漬け…
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共話§待降節独墺旅[31]楽友協会へ

[承前] これまでに行ったことのあるコンサートホールの中でも、楽友協会と ベルリンのフィルハーモニーザールは客席へのアプローチ難易度の高 い双璧だと言える。 ガルデローベでコートを預けると、何やらな階段をもぞもぞと上がっ ていくのはいいが、人の後を適当についていくという感じである。ち ょっと方向感覚がおかしくなったと…
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長話§プレスラー&メネセス演奏会

日曜日の武蔵野市民会館小ホールで、何年か前に解散したボザール・ トリオの結成以来のピアニストであるメナヘム・プレスラーと最後の チェロ奏者だったアントニオ・メネセスのデュオコンサートを聴く。 弦楽四重奏は聴くが、ピアノ三重奏曲には縁が薄くて、ボザール・ト リオという存在も名前でしか知らなかったというお粗末さである。 前…
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読話§全音楽譜のミニチュアスコア

我が家に2冊の全音製ミニチュアスコアがある。どちらも昭和四十年 代前半に買ったもので、今は存在しない青いビニールカバーがかかっ ている。 最初に買ったのがドヴォルザークの新世界交響曲で、次にベートーヴ ェンの5番を買った。その後、第九のスコアも買っているのだが、東 京に出たりした引越しのどさくさで行方不明になってしまっ…
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頌話§ベートーヴェン『第九交響曲』

ベートーヴェンの第九交響曲だが、4楽章のメインテーマだけだった ら小学生の頃から知っていたのだけれど、全曲を聴いたのはずうっと 後のこと。 中学1年の時だったか深夜のラジオ番組で全曲を流すのだというので 待ち構えていたら延々訳のわからない音楽が続いて、結局最後までは 聴くこともなく眠気に負けて撃沈したのだった。 その…
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風話§ベートーヴェン『交響曲第6番』

全体の印象がベートーヴェンらしくなくのんびりとしたものだとは、 ずうっと昔から感じている、そんな“田園交響曲”なのだが、実演で “これは!”という演奏に当たったことが少ない。 そうはいっても実演を聴いたのは3回か4回くらいなもの。そのうち 2回はウィーンフィルで、指揮はカール・ベームとサイモン・ラトル だった。そのウィーン…
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