ひだまりのお話

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 響話§ベルリンフィルを本拠地で聴く[6]

<<   作成日時 : 2008/05/19 12:02   >>

トラックバック 0 / コメント 0

[承前]

定期2回目のプログラムはすっきりしたもので、ブラームスのヴァイ
オリン協奏曲とエルガーの交響曲第一番というもの。指揮は、サー・
ロジャー・ノリントン、ヴァイオリン独奏はナイジェル・ケネディ。

実はというか、密かに楽しみにしていたコンサートである。ノリント
ンもケネディも聴くのはこの時が初めてだった。

というわけでブラームスの協奏曲である。ケネディはおなじみのパン
ク兄ちゃんスタイルで登場、演奏を始めると踏ん張るためなのか何な
のか、足で床を蹴りまくるものだから“ドシンバタン”の耳障りなこ
と。演奏は“超”がつく一級品なのに……だからというか見事な演奏
と喧しい足音とが交じり合った奇妙な印象が残ってしまった。

おまけにというか、アンコールに応えてバルトークの無伴奏を演奏し
たのだが、演奏の前にひとくさりスピーチをしたのだが、これがまた
――後ろだったのでほとんど聞こえず――長く、ついでにバルトーク
も長くて、客席もオケのメンバーも“しょーがねーなー”とちょいと
……かなり……うんざりして前半を終了したのだ。

それで、すっかり会場の緊張感が緩んでしまったようで、メインのエ
ルガーもじっくり聴けばいい曲なのだろうが、我々二人も疲れきって
早く終わってくれという思いが勝ってしまったのだった。曲が終わり
指揮者を呼び戻すこと2度くらいだったか、オケの連中もさっさと立
ち上がって解散。確かノリントンは、この定期がベルリンフィル・デ
ビューだったはずである。

帰り道、タクシーの中の会話は“ケネディの悪口”なのであった。本
人のエネルギーのはけ口にされたような気がしないでもなかったとは
言い過ぎか。とにかく、そのエネルギーに関しては脱帽であった。
                            [続く]

《ドイツのトピックス一覧》

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
ビッグイシュー基金