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zoom RSS 寓話§パンドラの箱と我々人類は

<<   作成日時 : 2011/04/07 00:01   >>

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ギリシャ神話を読んだのは子供の頃の児童文学全集でのこと。そこで
“パンドラの箱”の結末に首を傾げたという子供心が記憶にある。

パンドラが箱を開けたがために、世の中におびただしい災禍がはびこ
ることになった。あわててパンドラが箱を閉じたので、底に残ってい
た“希望”は表に出ることがなかった……というものだったと思う。

それで希望が表に出なかったとはどういう意味だろうと長いこと考え
続けていたのだ。それこそ40年以上である。

そうこうしていたら、ひょうんなことで同じ語句である“エルピス”
が“未来を予知する”という意味があることを知った。未来が予知で
きると、人間はことごとく絶望するのだという……そういうことであ
るならば理解できるかなあと考えたのだ。

原子力発電所を開けてはならないパンドラの箱になぞらえることは、
いささか安易に過ぎるのは承知である。ではあるが、地球上に大きな
災厄を及ぼすという意味で、原発はパンドラの箱なのだった。

そうして考えるのは、ひょっとして箱の中から出ずのままで残ってく
れそうなものは何だったのだろうかと考える。それまでが出てしまう
ことで、我々の未来をも危ぶむようなものは何なのか。

しかも日本のパンドラの箱は、いまだ蓋が開いたままである。

【去年の今日】繋話§我が家の電話機の変遷[下]

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