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zoom RSS 歳話§初めての定年[18]組合員で37年半

<<   作成日時 : 2016/01/29 00:01   >>

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[承前]

勤務していた会社は部次長以上が非組合員で、定年退職した時はその
下で仕事をしていたから、入社してから退職するまで37年半を組合員
として過ごしたことになる。最後まで組合費を徴収されたのだ。

いわゆる“御用組合”的な要素は強かったものの、対会社との協定は
きちんと行われていたので、ある意味では良好な関係を構築していた
と言うことはできるだろう。

会社の規模自体は700人ほどであったけれど、時流に乗っていたお
かげもあって、どうやら最後まで勤めおおせることができた。しかも
その間に会社の形態が変わったり、出向や転籍などという目にも遭う
こともなかった。

それゆえに、厚生年金も最初から最後まで一直線というシンプルさだ
ったので、その分手続きする時は楽でもあったのだけれど。

決して器用な性質でも、目端がきくというタイプではなかったので、
社内で様々なことはあったにせよ、最後まで勤め通せたことには感謝
せねばならない。

身近な知り合いの中には、優秀なと言える人たちが何人もいたのだが
だからといって順風満帆だったとは限らず、たとえそれなりの地位に
就いている人であっても組織そのものが激変したり、誰もが順調だと
疑いもしなかった一流会社が傾いた結果、思わぬ形で会社を辞めて、
不本意ながらも(とは想像だが)家業を引き継いだりした人もいた……
結局、我々全員が浮草のような人生を歩んでいたということに気がつ
くのである。

今が順調だからといって、いつ何が起こるかわからないということを
考え続けて、それでも何とか勤め通せた37年半なのだった。
                            [続く]

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