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zoom RSS 蕪話§ベートーヴェン交響曲連続演奏会

<<   作成日時 : 2017/04/25 00:00   >>

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武蔵野市民文化会館リニューアルオープン記念公演として、ベートー
ヴェン交響曲連続演奏会が4日にわたって行われた。そのうち後半の
2日間に行ってきたので、簡単に感想を書いておく。

既に20日に6番と7番、21日に4番と5番が演奏された。

画像

ウィーン・アカデミー管弦楽団
指揮:マルティン・ハーゼルベック

【4月22日】
交響曲第1番 C-Dur Op.21

***************休憩***************

交響曲第2番 D-Dur Op.36

***************休憩***************

交響曲第3番 Es-Dur Op.55『英雄』

【4月23日】
交響曲第8番 F-Dur Op.93

***************休憩***************

交響曲第9番 d-moll Op.125『合唱』

ソプラノ:チーデム・ソヤルスラン
メゾソプラノ:ミヒャエラ・ゼリンガー
テノール:マルセル・ライアンス
バリトン:セバスティアン・ホレチェック
合唱:新国立劇場合唱団

4月22日……一曲ごとに20分の休憩を挟む演奏会だった。おかげで、
15時開演して、終演時刻は17時45分というもの……少なからぬ人は、
1番と2番の間は休憩なしで演奏すると考えていたはずである。

演奏は、奇を衒わないといえばそうだが、ピリオド楽器による演奏と
しては物足りないものを感じた。1番は手慣らしとして演奏されたせ
いか、起伏に乏しく“演奏しただけ”に留まってしまった。

2番になって、ようやくすっきりとした印象となったが、管楽器奏者
の技量がバラバラなようで、妙に凸凹したところを感じたのだ。

結局尻上がりに調子が上がって、出来がよかったのは3番。2日間に
わたって聴いた中では一番に彫築感に富み、推進力もあって、客席も
盛り上がったのだった。それにしても、一日に交響曲を3つ聴くのは
しんどい。

4月23日……今日も8番は肩慣らし。この曲が持つベートーヴェンら
しからぬ(?)ユーモアが表現できていたかというとそれはなかった。
全般に余裕のようなものは感じられなかったという印象。ピリオド楽
器が持つ色彩感といったニュアンスには乏しく、全体が単調であると
感じた。

休憩後は第九。コーラスをステージ前面、オーケストラを後ろにとい
う配置は、初演時を再現したものとのことだが、新国立劇場合唱団の
迫力ある歌声のおかげで、終楽章は楽しめた。それに先立つ3楽章ま
では、特に木管に瑕が目立って、テクニック不足を露呈したようだ。

1番から順に聴きながら、ベートーヴェンの作曲技法の進歩を感じ、
さらに25年が経過した第九においては、作品に楽器の性能が追いつか
なくなっている現実を痛感。

にしてもハーゼルベック……不器用で危なっかしい指揮者であった。
風貌からして気まじめで融通が利かないと拝察したが、そのとおりの
音楽を聴いたということである。

[追記]チューニングの時、オーボエの“A”の音が低いなと感じた。
絶対音感は持っていないが、A=430Hzで通常のモダン楽器より10Hz低
かったのである。


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