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zoom RSS 麗話§壽初春大歌舞伎夜の部〜勧進帳〜

<<   作成日時 : 2018/01/22 00:00   >>

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先週木曜日に夜の部を観てきた。

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幹部役者22人による襲名披露口上の後の『勧進帳』がすばらしい出来
だった。たぶんこれまでに、10回を超える『勧進帳』を観たと思うが
これほどに緊張感が緩まなかった上演はなかったんじゃないかと……
記憶をたどっても見当たらない。

まずもって吉右衛門の第一声から客席が静まり返る。一点も揺るがす
ことのない台詞回しは、まさに大播磨の存在感である。それに新・幸
四郎が対峙していくが、NHKが中継した初日の幸四郎は、まだまだ
焦点が定まらず、口跡にも不安定なとこが見え隠れしていたが、この
日は、一番に心配していたこととして、いつものように声がひっくり
返るようなこともなく、最後まで弁慶らしい重みを維持しての舞台。

新・染五郎の義経は、様子の美しさが何より一番だが、これに凛とし
た台詞回しが加われば言うことはないのだが、そこは12歳の少年なる
ものの限界であろう。

四天王は、歌六の常陸坊海尊、鴈治郎の亀井六郎、芝翫の片岡八郎、
愛之助の駿河次郎。

定式幕が引かれ、弁慶の引っ込み。幕内にいるであろう富樫に一礼。
その後、客席に向いての一礼は客ではなく神仏に対してであろうが、
この日は客からの拍手はなく、それはよかったと思うのである。

最後の飛び六法……お囃子に合わせて2階西桟敷の客数名が手拍子を
しているのが見えて眼を疑った。桟敷に座る客――もちろんそれ以外
の席でも当然ながら
――がするべき行為でないのはもちろんだったが
彼らの他に合わせる客もおらず、少しばかり安心はしたが、ゆめゆめ
油断はできない。

口上と『勧進帳』の他には、一本目『双蝶々曲輪日記』は芝翫の濡髪
長五郎、愛之助の山崎屋与五郎と放駒長吉の二役。

追い出しの舞踊二本は、扇雀と孝太郎の『相生獅子』と、雀右衛門、
鴈治郎、又五郎の『三人形』でクールダウン。

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