音話§ヨハン・ゼバスティアン・バッハ……4

先週の土曜日、往復5時間半のドライブをすることになった。
6枚連奏のCDプレイヤーに何を入れていこうかと考えて、
平均律の1巻(鈴木雅明)と2巻(レオンハルト)で4枚、あと
2枚をまた考えて、ミケランジェリが弾いたドビュッシーの
前奏曲集の1集、2集で2枚というラインナップで家を出た。

順番どおりに第1巻から聴き始める。鈴木雅明の演奏は前奏
曲とフーガの間をあまり置かず、フーガから次の前奏曲の間
を長めにとって進めていく。硬めな音色のチェンバロで折目
正しく至極真っ当な演奏である。久々に聴いたせいか、特に
2枚目の前半あたりは、こんな曲覚えてない状態であった。

辛うじてというか1巻の第24曲の前奏曲は昔からお気に入り
で、ここにきてようやくほっとする。全般の感想は、音色の
硬さと端正な演奏姿勢は、前奏曲ではよかったが、フーガに
なるとどうも平板に聴こえる。というか、素人の悲しさで、
3声でも聴き取るのが怪しくなるのに、4声とかになると、
和音の塊りが移動しているとしか聴こえない。むしろ運転し
ながらポリフォニーを聴いてはいけない。

というか、運転しながら聴くというのは、実は聴いていない
こともままあったりするので、感想を書くこと自体が危険き
わまりない。

そして第2巻に入った。打って変わってチェンバロの音色が
明らかに色彩豊かに明るくなったのに驚いてちょっと中断。
思わずドビュッシーに浮気をしてみる。1曲目、くすみにく
すんだ『デルフォイの舞姫』に始まって『沈める寺』あたり
まで聴き進んだところで目的地に到着。

第2巻は激しい雷雨の帰途で聴いた。第1巻とはまた違った
音楽作りに驚く。

★ひだまりのお話★

この記事へのコメント

2005年07月25日 15:42
24日(日)歌舞伎座夜の部で「十二夜」を観たのですが、鈴木雅明ご夫妻もいらしてました。劇中、チェンバロの演奏があるのですが、どうも当夜はご子息が演奏されていたようです。

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