戯話§“数独”は老いた脳を活性化してくれるか

通勤電車の往復車中では、文庫本を読むなりして時間を埋め
ていくが、読む本に迷ってしまって手ぶらでの数十分を何も
せずに過ごすことがままあったりする。

“数独”の存在に気がついたのはもうずいぶんと前のこと。
電車で隣の座席の人が何か熱心に鉛筆で書き込んでいた。詰
将棋や囲碁の小冊子ではなさそうだったので、何かと見ると
9×9枡の中に数字を書き込んでいた。

たぶんパズルだろうと思っていて、何回か出くわすうちに、
3×3枡の単位で1~9の数字を9×9枡の縦あるいは横の
一列を1~9の数字を重複しないように書き込むものだとい
うことがおぼろげにわかってきた。ただ、その頃はそのパズ
ルが“数独”という名で呼ばれていること、日本人が考案し
たことなどなどまでは知らないでいた。

電車内で読む本を見つけられなかった時のお友達として数独
を始めたのは、この夏になってからである。いざ始めてみる
とこれが難しいというか、数字一つを間違った位置に入れる
と絶対に完成しないのである。よくやる初歩的なミスとして
既に1なら1がエリアの中にあるにもかかわらず、とんでも
ない勘違いで同じエリアの中に重複して1を入れて、しばら
く気づかずにいたりする。途中で気がついた時には半分近く
の桝目が埋まっていて、ほとんど最初からやり直すために、
消しゴムを必要としたりするのだった。

レベルが中くらいでも、盤面に与えられている情報を読み取
ることができずに、数字を埋めていくことが遅々として進ま
ずにイライラしたりするが、意外なところから突破口が見え
てきて序盤から中盤に移ったあたりで、サクサクと進みだし
たりする。

数的な論理思考ができないので、ほとんど経験が積み重なら
ず、新しいパズルを始めるとまた振り出しに戻って考える羽
目になる。そういう思考や能力を持った人なら、過去の経験
則も有効に使って解決していくのに……と思うのだった。

少しは脳の活性化に寄与しているのだろうか?

★ひだまりのお話★

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  • 3か月持ち歩いた文庫本

    Excerpt:  6月下旬から3か月かかって,1冊の文庫本が終わった。本の端(小口)は手あかで汚 Weblog: IIZUKA T's racked: 2006-09-29 20:31