薪話§あれはバソンかファゴットか

FMでベルリオーズの『幻想交響曲』を流していた。相変わらず喧し
い音楽だとは思うが、嫌いなほうではないというか好きである。ワル
ツが終わるあたりから聴き始めて最後まで。

ガッシリとした音楽の推進力が心地よくて、誰がどこのオケを振って
いるのだろうと考えながら聴いていた。音楽が“断頭台への行進”に
入る直前だったか、低音楽器が吹く忙しないフレーズが好きなのだが
一聴して「あーこりゃバソンだ、バッソンだ」と断定。

どう聴いてもフランス系のオケです、どうもありがとうございました
……はたしてシャルル・ミュンシュがパリ管を振っての熱演だった。

我が家にはミュンシュのCDは一枚もなく、たまたまFMから流れて
くるのを聴くだけだが、何というか“有無を言わせぬ説得力”とでも
表現するしかない、そんな雰囲気が横溢しまくっていたのだ。今でも
熱心なファンが存在するのも当然だと思ったのである。

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