中話§一年前は台北にいたさー[六]葱餅+α

画像
↑堪能したマンゴーかき氷。う、うまそうだ!

《承前》

満足な買い物ができてご機嫌になったところで、歩を進めて永康街に
突入する。歩行者天国ではないがそんなことは関係なく観光客や一般
人でなかなかの賑わいである。

小腹が空いたので、角の店頭で焼いているいい匂いの葱餅を試してみ
る。とにかく適当に何か言えば適当に物を出してくれるので、代価を
支払うだけである。向かいの角の店からはバッハの無伴奏チェロ組曲
が流れてきて……うーむ台北でバッハというのは、かくもシュールに
聴こえるものかと妙なところで感心をした。台北に似合っているとか
似合っていないとか、そんなことはとっくにバッハは超越していた。

ところで葱餅である。日本でもいそうな“いかにもなおばちゃん”が
焼いている。長葱をプレーンなお好み焼きに混ぜ込んで、仕上げにコ
テを使って形をほぐし、香ばしくするのだ。25元(80円)でプレーンな
葱餅が、30元(100円)だと卵焼きが挟み込まれる。お好みで辛い調
味料をつけてくれる。

近くの公園まで歩いていってベンチでハフハフと食べる。本体の味そ
のものは淡泊で食べ飽きしない。また行ったら食べに行くだろう。

永康街最大の賑わいを見せている店が、葱餅屋の斜め前の“冰館”で
ある。地元民よりは観光客(それも日本人)が列を作っている、元祖・
マンゴーかき氷を食べさせてくれる。実はまずここでと思っていたの
だが、けっこうな行列だったので(すぐにありつけるのだが)、最初に
葱餅を食べて、デザートにと計画を変更した。5分も並ばずにお目当
てのマンゴーかき氷が眼の前にドーン! その量たるや、二人で一皿
にしてよかったと思わせるもので、これまた公園まで持って行って、
てんこ盛りのマンゴーを存分に堪能したあるよ。
                            <続く>
追記:台湾関連の記事をぽてぽてと巡回していたら、ほぼ同時期に旅行されていた台湾フリークさんのページがあったのでご参考まで。

《B級グルメのトピックス一覧》

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック