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zoom RSS 自話§尾瀬を歩く〜裏燧林道から尾瀬ヶ原〜

<<   作成日時 : 2007/10/26 12:01   >>

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《承前》

御池に下りたら、そのまま裏燧林道を通って下田代十字路まで歩く。
のんびり歩いても、4時前には今日の小屋に着くだろう。

軽い登りでまず“上田代”を目指す。ほんの一息で上田代に到着して
ベンチで一休み。湿原といえば常識として水平だろうと思われるが、
ここは見事に傾斜した湿原である。その湿原の真ん中を緩い弧を描い
た木道が先の森に消えていく光景もまた味わい深いものがある。

ベンチに座って来た道を振り返れば、大杉岳のぽてっとした山容がい
いアクセントになっていることに気がつく。ベンチに寝転んで見上げ
ると秋の気配が濃厚な筋雲が、はるか高くまで刷毛で刷かれたように
高みまですぅーっと伸びている。もちろんニッコウキスゲなどとっく
に終わっていて、梅鉢草の白い小さな花あたりがぽつんぽつんと咲い
ているくらいである。

やっこらさと腰を上げて歩き始める。樹林帯に入り小さな沢を越える
とすぐに箱庭のような横田代に出合う。いつものことながら、上田代
で時間を取ってしまうので、歩みを遅めにするくらいで通り過ぎてし
まっている。

この先、樹林帯の中をいくつかの沢を横切り、渋沢(シボッツァワ)へ
の分岐、三条ノ滝の分岐を経て段吉新道を尾瀬ヶ原に向かう。今回、
三条ノ滝と平滑ノ滝をパスしたのは、時季的に水量が乏しく見るほど
のことはないと思ったからである。仮に滝を経由してもプラス30分と
いうところか。

温泉小屋、赤田代のあたりでようやく視界が開けてきた。あとは一目
散に尾瀬ヶ原の東端を進んで、今夜のねぐらである下田代十字路の山
小屋群を目指すばかりである。
                            <続く>

【去年の今日】和話§中学校合唱コンクールの想ひ出

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