崩話§初めての店で おいしい呑み会

先週末、来月には海外行ってしまう知り合いの歓送呑み会があった。

場所は恵比寿、山手線外側にある“K”という料理屋。くずし割烹は
聞いたことがあるぞと思っていたら、何回か行っている渋谷の“Y”
で仕事をしていた人が開いた店ということだった。世の中は狭い。

というわけで状況は何となくつかめたが、こういう店のこととてどう
いう料理が出てくるかと興味津々で“とりあえずビール”である。で
恵比寿に店があるので当然ながら“ヱビス生”を出してくれる。

最初に出てきたのは“サーモンのづけ”で、その下にはほうれん草が
敷いてある。軽やかなシンプルさで始まった料理は、魚介を混ぜ込ん
でグリッシーニ風というか細い春巻風というか、中身はすこぶる複雑
にうまく、そんな揚げ物に驚かされつつ、お造りは赤身とトロのマグ
ロを少しばかり……。

ヱビス生で軽く喉を湿らせて日本酒を注文する。久しぶりに“明鏡止
水”を二合ほど呑んだが、すっきりと好みの味だったのと、料理との
相性も芳しいもので、すっかり堪能してしまった。

締めのご飯はちらし寿司で、新鮮な魚介の中に軽く炊き上げた油揚げ
の小片が混じっていて、昔々に田舎で何かの時に家で作っていたちら
し寿司を懐かしく思い出させるような仕掛けまでしてあった。

なお、料理は一番安い4750円(税別)で十分。日本酒の揃いがいいとは
書いたが一合1000円以下の酒は少なく――明鏡止水で900円也――
呑兵衛には散財御注意の店である。

また出かけてみよう。

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