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zoom RSS 憬話§このたびの旅[22]バイロイトの休日

<<   作成日時 : 2008/10/09 12:01   >>

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↑同居人のラテ・マキアートと、おされなグラスのマイゼル“黒”ヴァイセ

[承前]

『ワルキューレ』の翌日と『ジークフリート』の翌日はお休みである。
スケジュールによっては、空き日に指環でない演目の上演が設定され
ていたりもするが、今回は完全休日。

前回、あるいは前々回のまだまだ遊び盛りの頃には、バンベルクとか
ニュルンベルクとか日帰りでビールなど呑みに行ってきたりもしたが
今年は、街中をうろつくだけの休養日という扱いにしてしまった。

この時点で、今回の我々の旅はまだ10日も経過しておらずなのだが、
先々を鑑みての“賢明”な判断のつもりである。

それであてなどなく市内をのんびり逍遥だなどと洒落こんでいると、
通りの向こうからアメリカ人の老紳士二人が漂ってくるのが見えた。
彼らと我々とは『指環』の4日間、席が前と後ろという関係なのであ
る。それで当然ながら“街での再会”を喜びあってエールの交歓とい
う麗しき光景が展開したりする。

そんな散歩の途中の書店ではサイン会が開かれている。音楽祭に出演
している歌手や指揮者はもちろんのこと、今年だけなのかどうか懐か
しやのベルント・ヴァイクルの名前もあったりする。

そんな中にオルトルン・ヴェンケルという名前を見つけた。それこそ
1976年に始まったシェロー&ブーレーズの『指環』でエルダを歌った
歌手である。まさに“生きた伝説”を見るがごとくで、これこそバイ
ロイトにいるのだと実感させられた瞬間だった。

ぽてぽてとホテルに戻ってしばしの休息。たまった旅日記をまとめて
みたり、ベッドに横になったり……バイロイトの休日はそんな感じで
過ぎていく。

やがて夜がやってきて空腹らしきものを覚えるのだが、店で出てくる
料理には早くも食傷している我々であるが、渋々重い腰を上げて街に
出て行くのであった。……これでビール好きでなかったら、旅行する
価値が半減してしまう。
                            [続く]

↓サイン会は毎日のように催されている
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