週話§土日短信~錫製のビアマグ[下]~

[承前]

形状はおよそ考えていたようなもので、もちろん半リットル用。微妙
に違う3種類ほどのデザインから、中でもシンプルな一点を選んだ。

値段は96ユーロ(その時の換算で約15000円)と、なかなかなもの
だったが迷うことなく購入。買ってから日本に帰るまでが2週間以上
あって、早くビールを入れて呑んでみたいという衝動を必死に押さえ
込んだのだった。

帰国日の夕食、スーツケースからビアマグを取り出して念入りに洗い
冷えたビールを注ぎ込んだ。熱伝導が実に早く、注いでいるうち本体
外側に細かい結露が広がった。最初に勢いよく注いで徐々に細かい泡
を作ってやるのだが、錫の性質のおかげか木目細かい泡を作りやすい
ような気がした。

それに蓋をしておくと、いかなる理由によるものか泡の細かさが維持
されるような気がする。そういえば錫製の徳利とぐい呑みで日本酒を
呑ませる店があって、錫のぐい呑みの縁の口当たりが日本酒をおいし
くさせると聞いたことがある。

↓ごらんのようにすてきな泡立ち
画像

【去年の今日】葦話§ワルター・レーマイヤー氏(WPh)定年

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