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zoom RSS 憬話§このたびの旅[34]トリスタン<T>

<<   作成日時 : 2008/10/21 12:01   >>

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[承前]

★Bayreuther Festspiele★
Tristan und Isolde 16:00-22:10 26.08.2008

『ニーベルングの指環』の舞台は実にヘタレだったがティーレマンの
音楽に救われた。さて『トリスタンとイゾルデ』である。これもまた
舞台には期待せずに出かけたのだった。残るは3演目である。

最初によかったところを書いておく。まずもってペーター・シュナイ
ダー
の指揮による音楽。1997年、ハイナー・ミュラー演出で指揮した
バレンボイムの情念にはかなわないというのは贅沢な言い分で、これ
はもう徹頭徹尾隙なく充実した美しい響きを聴かせてくれた。

……なのに舞台にまったく興味が持てないという悲劇……

もともと“不条理劇”など観たこともないし、テレビで見ていても、
おもしろさがまったくわからずさっさとチャンネルを変えてしまう。
そんな人間が、不条理劇らしき手法で演出を施された『トリスタンと
イゾルデ』を観ても、気分が悪くなっていくのは当たり前である。

第一幕は客船の船室。イゾルデとブランゲーネは無造作に並べられた
椅子を倒してみたり元に戻してみたりをひたすら繰り返す。同居人は
こういった執拗な“繰り返し”を生理的に最も嫌悪している。こちと
ら嫌悪こそしないが“馬鹿じゃないの”と眼の焦点をさっさと舞台か
ら逸らす。

二幕や三幕でも、いたずらに老朽化した蛍光灯が点滅を繰り返してみ
たりとか、あまりに不毛な舞台表現に虚しさすら覚えてしまう。
                      [トリスタン<U>へ]

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