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zoom RSS 顧話§2008年 観た 聴いた あれやこれや

<<   作成日時 : 2008/12/11 12:02   >>

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今年の白眉が8年ぶりのバイロイト詣だったのは、もちろんのこと。
通ったパフォーマンスの回数も久々に40回を数えた。

ただし、鮮やかに強烈な印象が残るほどの感銘を受けた上演は『パル
ジファル』1本に留まり、音楽のみが充実していた『ニーベルングの
指環』以下『トリスタンとイゾルデ』も『ニュルンベルクのマイスタ
ージンガー』も舞台から感銘を受けることはほとんどなかったと断言
できる。

それで、巷間飛び交っているバイロイト音楽祭の凋落のようなものは
何となくだが感じ取ることになった。音楽的な部分は辛うじて維持さ
れているように感じているが、舞台から発信されるものの質の低下に
関しては十分に認識してしまった。歌手が棒立ちで歌うような舞台は
蒙御免なのはもちろんだが、ここにきて明らかに“行き過ぎ”が露呈
して、ちっとも感心しなくなってしまったのだ。

国内に眼を向けると、歌舞伎である。歌舞伎座が来年一杯で取り壊し
になり、数年後に新しい歌舞伎座が誕生することになった。

ほぼ同年齢の中村勘三郎だが、今年一年で観た何回かの舞台から、彼
の“老い”のようなものを少しだけ感じてしまった。個人的な感慨だ
が、勘三郎もこれまでの言ってみれば“イケイケ”路線のようなもの
を再考察して、次の一手の布石が必要だと思うのだがどうだろうか。

現実的に考えても“新”歌舞伎座に現在高齢となった人間国宝が揃っ
て舞台を務めることなどは考えにくく、新しい建物と期を一にして世
代交代が行なわれる可能性も高いだろう。

勘三郎を中心としたその前後の世代が、新しい歌舞伎座の主役になる
のは間違いのないところなのだから。

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