呑話§旅行中のビール祭り[Ⅳ]寿司祭り<下>

[承前]

……つまみが要らな……いわけがないというのが日本人の立ち位置。

おお、そうであった枝豆とねぎチャーシューがあるではないか。で、
ねぎチャーシューを一箸、お口へと運んでみる。ドイツ人だったら、
つまみはなくてもジョッキの中身を減らすことはできるだろう。確か
にエーデルシュトフの濃厚な味は、そうさせられる力を持っているよ
うに感じられるのだ。それにしてもこのデジャヴュ感覚は何なのか。

というわけで、そんな口に塩っ気を放り込んでやるとどうなるか……

火に油

……で、店の――ヴェトナム系?――おねいさんが辛目に作ってくれ
たねぎチャーシューのおかげで、早くもリットルジョッキが三分の一
となりにけるかも。今回の枝豆は塩加減も軽くついていて、これまた
御機嫌ではないか。それで敢え無く1リットルが昇天してしまった。

↓アウグスティナーの定番つまみ“ねぎチャーシュー”&“枝豆”
画像

お代わりをと席を立ったところで同居人が“ついでにソーセージを”
と元気に所望したので、合わせて買ってきてみた。それで、醤油と一
緒にマヨネーズの小パックも持ってきたので試してみようという算段
だったりする。

で、勇躍1リットルジョッキとカレーヴルストを席に運んだ。そこで
マヨネーズが登場。いつも持て余してしまう大量のフライドポテトに
垂らすもよし、ソーセージに垂らしても珍なる味わいになってまたよ
し。2リットル目のジョッキも半分以上が空いたところで、そろりと
巻物に手を出す。

いくら西洋料理に慣れはしても、DNAの中身は“つまみで呑みたい
日本人”である。こうやって目先を変え変え、それを楽しみつつ杯を
重ねるというのが精神衛生によろしいようである。

2リットルが爽快に胃の腑へと成仏して、思い残すこともなくなり、
後片付けをして、ガーデンの一番奥からもたもたとアウグスティナー
ケラーの門を出て市電の停留所へと向かうのであった。

↓外はまだ明るい陽射し
画像

・・・また来年も楽しめるといいなあ
                            [続く]

憬話§このたびの旅[69]寿司&ビール<Ⅱ>

この記事へのコメント

篠の風
2009年07月21日 16:54
いくらつまみが美味かったとはいえ、2リットルはご立派。正真正銘の酒豪です。現在のわたしだったら確実にふらついてます。(笑)
HIDAMARI
2009年07月21日 17:55
そんなわけはないと思うのですが、ビールの注ぎ場にはリットルジョッキの姿しか見えませんでした。なので1リットルを2杯。でもさすがに呑み切るのはきつかった。1.5リットルで“御機嫌”というのが現状w
2009年08月05日 22:19
TBこちらこそありがとうございました!

おいしそうな内容ですね(笑)
くぅぅ。
やっぱりビールはなにかと合わせて飲みたくなるっていうのは日本人だからなのでしょうね。
でも、こんなには飲めない。。。

おいしいお酒を楽しく飲みたいです。
またお邪魔しますね!
HIDAMARI
2009年08月06日 13:43
ね、いいでしょ。日本人だったらこうじゃなくっちゃw
こんにちは、当研究所への書き込みありがとうございました。
先週はずっとドイツビール紀行をしていました。
日曜夜中に帰国して、今日から働いております。(笑)

ビールにはやはり枝豆ですね。この組み合わせは世界に誇りたいです!!
今後ともよろしくお願いいたします。
HIDAMARI
2009年08月18日 08:45
こんにちは、コメントをありがとうございます。さすがにドイツ各地の地ビールをという旅行はできませんが、立ち寄った街のビールははずさずに呑み続けたいと思っています。それに何より食べ物が持ち込めるというビアガーデン環境のおかげであれこれ楽しませてもらってます。

リンクを貼らせていただきました。

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