働話§いいお店には いいアルバイトが

ちゃんとした飲食店にはきちんとしたアルバイトが働いているという
至極当たり前のお話。

そういうところは、店側の“躾”がいい。それはチェーン系のファス
トフードの店にあるようなマニュアルはないが、永年培った経験から
養われた接客のノウハウがあるから、マニュアルに拘泥することなく
当たり前の対応ができるようになるのである。

それと、結局はアルバイトも淘汰されるのである。よく行く店などで
観察していると、新米でもフットワークがいいのと悪いのとは、客で
あってもすぐわかる。単純に言えば呑み込みが悪い、同じ間違いを繰
り返しても気がつかないのである。

勘のいい人間は、ミスをすれば似たようなケースでも次からはフォロ
ーすることを覚える。それにミスをしても、それをどう取り返すかを
すぐに覚えてしまうから、客にしても気にはならない。

そうでない人間は、愚直かつ単純な一本道思考に陥っているから、同
じ間違いを繰り返すし、それを見ている店の人間も客も苛立ちを覚え
たりするのだ。

実は“要領の悪い”ほうだった。物覚えはともかくも、仕事が立て込
んでくると、何を優先するべきかが把握できなくなるのだった。だか
ら人よりも仕事に慣れるのが遅かったという記憶である。それでも淘
汰されなかったのは、変なところで要領がよかったのかもしれない。

【去年の今日】膝話§二人旅一回目[16]ばらの騎士

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