繋話§我が家の電話機の変遷[上]

“呼び出し電話”について書きながら、実家に電話が引かれて今年で
40年経つのだということを思い出した。ということで、自分に纏わる
電話の略史をまとめてみる。

田舎町の実家に電話が引かれたのは1970年の秋である。街中の商店街
に囲まれて、その時点まで差し迫った不自由とか不都合といったもの
を感じていなかったのだった。

電話を敷設するにあたっては、当時の電電公社に申し込みに行って、
数万円分の債権を購入する必要があった。一般家庭の場合、その負担
が面倒だったということもあったと思われる。もっとも、購入した債
券だが、その場に待機している“業者”がそのまま買い取ってくれた
から、実質的な負担はゼロではあったのだが……。

当然ながら、やってきた電話機は真っ黒なダイヤル式のものである。
プッシュフォンが登場したのは、その直後だったかと思うが、料金が
高かったりで普及するには10年とかそれくらいかかったかもである。

一人暮らしを始めて、大学時代は下宿に電話を引くことなどなく、も
っぱら家主さんの呼び出し電話に頼っていて、それで十分だった。

自分専用の電話機を入れたのは、就職してアパートを引越し直して、
その後のことである。それから数年はダイヤル式の黒電話だった。

次回は、その後の電話機の移り変わりについて。
                            [続く]

【去年の今日】紫話§気配りなしの分煙プロジェクト

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