低話§コントラバス配置~影のない女~

[承前]

新国立劇場の『影のない女』で一点付け加えておくのを忘れていた。

大編成のオーケストラをどんな配置にするのか興味があったので3階
席から双眼鏡で見渡したら、コントラバスがプロンプターボックスの
すぐ右側から指揮者に向かって2×3で伸びてきて、さらに1プルト
が横に見えたのである。

こういう配置を見たのは初めてだった。通常ならチェロの位置という
場所である。それ以外にも、打楽器は左奥にてんこ盛り状態だし、ハ
ープ2台の横にはチェレスタが2台。それにグラスハーモニカもあっ
たはずだが姿を見ることはできなかった。もっともどこでグラスハー
モニカが使われたのか、それすら気がつかなかったくらいだったが。

それにしても、外から見下ろすオーケストラピットの大混雑ぶりは、
我々が想像する以上に中の人実感していることであろう。あれは本当
にキツキツだろうよなあ……。

ところで、そういう配置でアコースティックがどうなっていたのか、
それを感じるところまでには到らずかなと思うが、あの低音の迫力は
あるいは配置の御利益だったやも知れぬ。

《オペラのトピックス一覧》

この記事へのコメント

さすらい人
2010年05月30日 11:23
「影のない女」を検索して、今回の新国立劇場の公演の記事を拝読しました。

グラスハーモニカは残念ながら今回の公演では使用されず、ヴィブラフォーンでの代用でした。
ちなみに、使用されている箇所は、3幕の皇后の影が生まれる箇所です☆

HIDAMARI
2010年05月30日 17:56
情報ありがとうございました。

そうですね。昔ミュンヘンの時は不思議な形状のグラスハーモニカが見えていました。それで3幕で何やら手で触っていたなあという記憶が甦りつつあります。

日本人で演奏する人っているのだろうか。……オンドマルトノ奏者だっているんだから。

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