ひだまりのお話

アクセスカウンタ

zoom RSS 懐話§昭和三十年代〜ジュースの素〜

<<   作成日時 : 2010/08/13 00:02   >>

トラックバック 0 / コメント 0

[承前]

♪渡辺の ジュースの素です もう1杯!

……というお気楽なコマーシャルソングは我々の世代には懐かしい。
それにしても、果汁成分など“おしるし”でしかなく、実体は人口甘
味料と着色料の粉末なのだったが、当時はバヤリースみたいなのと、
こんなのしかなかったようなものだから、夏場など毎日のように飲ん
でいたのである。おまけに……

自然な香り 生の味

……などというトンデモなキャッチフレーズをシレッと使っていたこ
とを知って愕然とした。今だったら速攻で却下されるコピーであろう
が、何ともいい加減かつのどかな時代だったと苦笑いするしかない。

コップ1杯作れる小袋がいくつかの箱入りが一般的だったが、家族の
多いお宅では500gだか1kgの大袋を買って、添付のスプーン1杯
でジュース――まあ、色水だなw――をつくっていたという記憶が。

冬は冬とて“渡辺のしるこの素”のお世話になった。林家三平の……

お餅も入ってぺたぺたと 5人で飲んでも

……と絶叫するのに向かって、あのアラレのどこが餅ぢゃ!とツッコ
ミを入れながら、はふはふ飲んでいたのも懐かしい。

そうして昭和三十年代に一世を風靡した渡邊製菓株式會社は、世論の
人口甘味料に対する批判に抗しきれず、1960年代が終わるのとほぼ時
を同じ食くしてカネボウに吸収されてしまったのである。
                            [続く]

《昭和のトピックス一覧》

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
     
懐話§昭和三十年代〜ジュースの素〜 ひだまりのお話/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる