未話§3・11以降の日本人がなすべき課題

都知事選の結果を決めたのは六十代以降の投票動向だった。より長く
生きていく若い世代の投票率が低いことに大きな危惧を覚える。何を
言い訳しようが、棄権は無責任な行為でしかない。

10年先、20年先を形成するべき世代が投票行動をすることなく、老い
先の短い我々のような世代の選択が、これまた老い先短い候補者であ
ったということ。

投票するに足る候補者がいないという、一見もっともらしい理由のよ
うに思われるが、投票行動の一面に“自分が不適当だと思う候補者に
入れず、やむを得ない次善の選択”というものもある。

まずもって、白馬に乗った王子様のように自分が理想とする候補者な
るものが、選挙のごとに出てくるわけではないのだ。自分が完璧でな
いのと同様に、政治家になろうと目論む輩も完璧などではないという
前提で考えるしかないのは不本意なことだとは思う。

とかく、お上意識をちらつかせることで、日本人の意識にお上まかせ
みたいな発想が蔓延しているのは紛れもない事実である。今の我々に
求められるのは政治家に任せることではなく、政治家を“使う”こと
ではないか。

政治家に対して執拗に粘り強く物を言い続けること、決して政治家や
官僚任せにしないこと。それが“3・11”以降の我々日本人全体に
課せられた大きな命題である。

日本人は変わらねばならない!

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