鵠話§我々が蒙ったコンサートの中止は

年間コンサートのお出かけが百回を超える人など珍しくないというの
がクラシック音楽好きの世界である。我々夫婦だが、年間多い時でも
せいぜい40回といったところが最多である。

そんな3ケタを誇るコンサート・ゴーアー諸兄姉が、今回の地震と原
発事故で蒙ったキャンセルの数はいかばかりかと思う。ユーチューブ
にこんな怒りの字幕パロディーがアップされているのも宜なるかな。

というわけで、そんな彼らより圧倒的に絶対量の少ない我々が喰らっ
たキャンセル被害はこれまでのところ2公演である。まずは東京の春
音楽祭『ローエングリン』で、これはメータとN響の第九チャリティ
ー公演に姿を変えたのだ。

もう一つは6月のフィリップ・ヘレヴェッヘ&コレギウム・ヴォカー
レのバッハ『ロ短調ミサ』の公演。密かな楽しみとして待っていたの
だが、あえなく中止となって払い戻しをしてきた。

今月下旬にはグスタフ・レオンハルトが来日して、チェンバロとオル
ガンの公演をやるのだが、これは来日してくれるようで、一回だけ行
われるオルガン・コンサートが楽しみである。

そういえばメトロポリタンオペラの来日は確定したが、メインを歌う
何人かの歌手がキャンセル。今回のMETはスルーで、バイエルンの
歌劇場公演に賭けているが、さて主役はやって来てくれるだろうか。
“エルザの祈り”の心境というところ。

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