絨話§祝・隆の山俊太郎(チェコ)十両昇進

このところ幕下上位一桁台の地位にありながら、あと一歩のところで
関取に手の届かなかったチェコ出身の隆の山が五月技量審査場所で好
成績を収め、ようやく十両昇進を手にしたのだ。

筋肉質、相撲用語でソップと呼ばれる体型は、なかなか脂肪が付いて
くれずで100kgという体重への道もまた遠いものだった。

このところコンスタントに100kgを超えはしたが、小兵であること
に変わりはない。かつての明歩谷を髣髴とさせるところがあるような
気もする。身長もほぼ同じくらいだが、明歩谷の当時からは平均身長
も相当に高くなっただろうから、彼のように吊り出しを得意にという
わけではない。

彼の持ち味は、高い身体能力と強い足腰だろう。幕下以下は一場所で
七番しか取らないので、彼の取組を見るチャンスは少ない。国技館で
彼の相撲を見たのはたぶん3回くらいかと思うのだが、常に体力負け
で押されっぱなしの相撲から、しのいでしのいで逆転できるか、ある
いは逆転できたかと思った瞬間に軽量を突かれて苦杯をなめるという
ものだった。

さて、まずは十両に定着できるかどうかというのが第一の課題であろ
う。さすがに現在の体重では地位を維持することは難しいだろうから
今の体重から20kgとは言わないが、まずはあと10kg増やせれば少しは
相撲になるのではと期待している。

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