醸話§ウォトカ四本は酒ではない!

ロシアでは、長らく清涼飲料水という位置付けだったビールが、この
たびアルコール飲料としてさまざまな制限の下に置かれることになる
とのことである。

いきなりそんなニュースを読んだところで思い出した格言がこれ……

ウォトカ四本は酒ではない!

……全文は以下の通り“シベリアでは、四〇〇キロは距離ではない、
マイナス四〇度は寒さではない、プラス四〇度は暑さではない、ウォ
トカ四本は酒ではない”

これを教えてくれたのは米原万理のエッセーを読んだ同居人である。
ロシア語通訳として八面六臂の活躍をしていたから、旧ソ連からロシ
アの酒にまつわる話は得意としていたのである。

それにしても“ウォトカ四本”話があながちホラ話ではなかったこと
がいみじくも証明されたようで、これまでビールは清涼飲料の扱いだ
ったというニュースを読んだ瞬間は、意味がわからなかったのだ。

数%のアルコール度数のビールが酒でなかったなどとは。漢字の麦酒
の立場はどうなるというのだ……というのがブログ主の率直な感想で
ある。

さてウォトカ(ウォッカ、ウオツカ)だが、我が家には常備されていな
い。呑めと言われれば呑んでしまうが大量に呑む類のものではない。
ドイツあたりだと、ウォトカのような40度くらいの蒸留酒は食後酒と
して一口ほどをキュっとひっかける類の酒で、ロシアのように4本、
5本と呑み倒すような酒ではない。

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