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zoom RSS 想話§尾瀬〜音楽と心象風景[上]

<<   作成日時 : 2011/08/18 00:00   >>

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音楽を聴きながら特定の風景のようなものが思い浮かぶことは珍しい
ことではない。

風景と結びつく音楽はその程度だとも言えるが、風景にしろ音楽にし
ろ、体験などと密接に結びついているものだから、ふとした瞬間に音
楽と風景がシンクロして脳内を駆け巡るのである。

自分の中で代表的な音楽と風景のコラボは2つある。風景はどちらも
尾瀬であるが季節は異なって、ひとつは5月下旬で、もう一つは8月
中旬のちょうど今頃という感じ。

まずは5月下旬だが、雪がまだまだ残っている頃で水芭蕉が咲き始め
る時節。湿原の中に幾筋も細く小さい流れが、雪解け水を湛えて流れ
ている水辺に白い水芭蕉と黄色いリュウキンカが咲き零れている……
そんな季節が始まったばかりの風景のバックに流れるのは、ショパン
『前奏曲集』第23番。

細かいアルペジオが上下する1分ほどの小さい曲だが、水の流れる様
子やちょっとした淵に水が留まる様子が頭の中で繰り返し描写される
のである。上下するアルペジオは粒立ちのはっきりした音ではなく、
もう少しだけレガート気味に演奏されているほうが好ましい。

そういう意味でイメージを想起させてくれる録音は、クリストフ・エ
ッシェンバッハが演奏している一枚なのである。
                            [続く]

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