警話§リーダーと独裁者とは異なる存在

リーダーも独裁者も、同じところから出発したものの、行き着いた先
はまったく違うということなのだろう。

世の中をよくしようという志は人間であれば誰もが持ち合わせている
ものだと思うのだが、リーダーという資質を持つ人間には、とりわけ
その意志が強く存在しているのだと思う。

問題は“いい世の中”というものが彼らの中でどういう像が描かれて
いるかということである。リーダーが独裁者へと転がり落ちるのは、
彼が異物排除の扇動者になる時であろう。

間違いなく独裁者は異物排除をする。それはこの一年の中東の変動を
見れば一目瞭然ではないか。独裁者に変貌した輩は、まずは反対勢力
をつぶすことに血道をあげはじめるのだ。

……とここまで書いたところで、日本にも似たような存在があること
に気がつく。何やら“維新だ維新だ”と官軍気取りでリーダーたろう
としているが、例えば教育委員会への関与一つとっても、すべてを自
分のコントロールの下に置きたいという独裁意識が丸見えで、ヘドが
出そうになる。そういえば大統領と首相職をたらい回しにしようと目
論んでいる御仁もいるようだが。

あまりにも悪性の異物は排除されるべきだとは思うが、それが度を越
した時は“粛清”でしかなく、中の人間同士が疑心暗鬼に陥って、最
後は醜い同士討ちが始まるような気がするのだ。

今という、先が薄っすらどころではなく、ほとんど視界のきかない時
代には、必ずといっていいほど扇動者が現れ、支持され、権力につく
や何を始めるかといえば……。

【去年の今日】呟話§一言つぶやき~洗濯ストレス~

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック