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zoom RSS 連話§ワタシの酒肴[51]ドライトマトが

<<   作成日時 : 2011/12/07 00:00   >>

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[承前]

去年8月以来の久々“ワタシの酒肴”である。つい先月、マーケット
で売られていたのを見つけた同居人が、物は試しと買ってきてくれた
のが“うま辛ドライトマト”なる一品。

一時ブームになって、このところ沈静化している“辛くない辣油”と
は異種格闘技であるような気がしないでもないが、なにしろイタリア
系の産品であるドライトマトを醤油と唐辛子、にんにくでオイル漬に
してあるのだ。

ドライトマトは半端でなく凝縮度の高い食品である。あの大きさの生
トマトが梅干とどっこいの小ささまで干しあげられているのだから。

というわけで、大口を開けて食べる類ではないだろうと、珍味でも食
べるようなイメージで小さじほどのオイル漬を小皿にのせて食卓に。

さて、箸で少しばかりつまみ上げて口に運ぶ。醤油と唐辛子、オイル
のヌラヌラでドライトマトらしい味は失われていて、味覚が方向性を
失いかけた時、咀嚼を続けていた口の中にいくぶんか甘めなトマトの
味が広がってきた。

酒の肴として――辛くて塩味、微妙な甘み、そしてほんの少しあれば
酒が呑めるという
――そんな条件に一発で合格したのだ。

トマトを素材にしている食品メーカーが開発した製品は、なかなかに
おもしろい方を向いていた。ご飯にのせてもおいしいとはあったが、
これだけで味わったほうが本来のものが現れてくるはずである。
                            [続く]

【去年の今日】季話§閉塞成冬〜七十二候〜

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