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zoom RSS 跳話§愉しき哉フライブルガーのバッハ

<<   作成日時 : 2012/01/17 00:00   >>

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先週の土曜日、三鷹市芸術文化センター風のホールで、初来日となっ
フライブルク・バロックオーケストラのバッハを聴いてきた。管弦
楽組曲を全曲というプログラム。

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演奏順は3番、2番〜休憩〜1番、4番。CDを聴いていたので実演
で驚くことはなかったが、2番の編成はフルート独奏とチェンバロに
弦楽四重奏という最少の6人で演奏された。これはもう眼から鱗であ
った。

最大の編成が4番のオーボエ3、トランペット3、ファゴット1、ヴ
ァイオリン4×2、ヴィオラ3、チェロ2、コントラバス1、ティン
パニ、チェンバロで、2番の前に演奏された3番もこれより若干少な
いとはいえ、6人での2番との対比は明らかである。

という御託はともかくも、今年のクラシック・コンサート初めとして
は大満足。夫婦二人が御機嫌で楽しんできた。

まずもって音楽が生き生きと躍動していたこと、それに演奏者の技量
が申し分なかったことが筆頭であろう。それに加えて演奏者が自然な
笑顔でアイコンタクトをしつつ演奏を展開していったことが大きい。

古楽器演奏にありがちな奇矯なニュアンス付けは抑制されているが、
各楽章それぞれの舞曲のリズムがていねいに表現されているおかげで
メリハリはきちんと利いていたのである。

それと、各楽器の音色の融合が密で、例えば3番と4番ではティンパ
ニを木のマレットで叩くのだが、それが突出してうるさいとかいうこ
となどはなく、音楽全体の中にきちんと納まって聴こえるのだ。

そんな演奏者の様子がおのずと客席にも伝わって、高密度な緊張感を
保ちつつも、聴き終わった後口の爽やかさよ……なのである。

ホールのキャパシティと音量のバランスもなかなかに良好で、オペラ
シティにおけるプティットバンドの時のような不満などはなかった。
アンコールは復活祭オラトリオから『シンフォニア』がさらりと。

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コンサートが終わって17時過ぎ、吉祥寺あたりで夕食にしようかと思
っていたが、東中野の蕎麦屋が御無沙汰だったことを思い出し、総武
線緩行に乗って開店と同時に入店し、何種類かのつまみと日本酒の後
は、もちろん蕎麦で締めて帰還したのだが、まさに充実の土曜日とい
うのもあながち過言ではなかったのだ。

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