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zoom RSS 板話§中村座三月大歌舞伎夜の部[上]

<<   作成日時 : 2012/03/13 00:00   >>

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春寒で天候不順な隅田河畔を歩いて中村座へ。前の週に観ることがで
きなかったリベンジ訪問なのだ。

画像

一本目、仁左衛門の浮世又平と勘三郎のおとくで『傾城反魂香』であ
る。“片岡十二集の内”とあって、上方風の世話物仕立てで観るのは
初めてで、これまでの富十郎や三津五郎の舞台では登場していた土佐
将監(亀蔵)夫人である北の方が登場せずに、下女が世話をしていたと
いうのは、そういったあたりを考えてのしつらえなのだろう。

なので、お武家風味は薄めになっていて、夫婦の情愛が細やかに表現
されての一幕。というわけで、今生の別れにと手水鉢に描いた像が、
裏から表に通った時に又平が「かか、抜けたっ!」というあの台詞を
仁左衛門は、驚きで脱力したという塩梅だったが、これは好き嫌いが
分かれるところかもしれない。

幕切れ七三から花道、揚幕への引っ込みは、これはもう松嶋屋と中村
屋ならではの、まさに“華”のある愛敬で、しかも満開なのだった。

続いての口上では、まず本興行の口上ではお目にかかれれないだろう
淡路屋笹野高史も列座しての20分は和気あいあいとしたものである。
口上の席であっても、勘九郎生来の一途な気配りが見て取れるのだ。
                            [続く]

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