独話§ビール純粋令四百九十六歳

バイエルン公国で1516年に発布されたReinheitsgebot(ビール純粋令)
が今日で496年となった。去年も書いたように、4年後に500歳
という記念の誕生日を迎える。

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……その日にというのは無理であるにしても、記念年にバイエルンに
旅行してビールを呑みたいという、はなはだワガママな希望も持って
いたりする。

もちろん記念年だからといって、特別なビールが呑めるとかいうこと
などないと思うが、何となく区切りの年に行ってみたいなあと思う、
それだけのことだ。

今あるビールの形が、500年前にお上からのお達しで育まれていっ
たということもまた敬意を表すべきことで、そのためにも行かずばな
るまいと……心は今から逸るばかりである。

ところで1500年代初頭というと、日本では足利幕府の時代であるが、
応仁の乱は落ち着いたものの、政権としては既に衰退期に入ったとい
う時期にあたるのだ。

ヨーロッパにあっても、1517年にマルティン・ルターがローマ教会に
異議を唱えて宗教改革が始まるという……そんな時代である。

日本では間もなく戦国時代を迎えることになるし、ドイツあたりでは
農民戦争が始まり、百年後に始まる三十年戦争まで、戦乱の時代でも
あったが、さて人々は落ち着いてビールを呑めたのであろうか……。

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