西話§東京芸術劇場リニューアル

あの悪評紛々だったホール直行のエスカレーターがなくなったのは、
当たり前といえば当たり前なことである。あれは本当にアホだった。

↓いたずらに怖い思いをさせていただけ
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よくわからないが、設計デザインをする人達の中には明らかに完成し
た後のことを考えてなどいないのではないかという種族がいるような
気がする。見た目とかを追いかけるあまり、人間の心理などどこ吹く
風でしれっとしているのではないか。

↓かくして普通のエスカレーターに
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ここでも似たようなことを書いたと思い出したが、新宿西口の地下通
路を上り下りする誰も歩かない階段である。あの階段は使わなくても
済むが、東京芸術劇場の“恐怖のエスカレーター”は使わざるを得な
いのである。

かくして、完成した時点で発覚した不具合であっても、20年の時を経
ないと改善に立ち上がれないとは何ということだろうかと、大きな疑
問符をつけてしまう。そこには“メンツ”のようなものも見え隠れし
ているということだろうか。

記憶を辿るまでもなく、1990年11月の柿落し直後のコンサートに出か
けている。その時に唖然としたのは、あの反転が売り物のパイプオル
ガンが未完成で、何やら資材らしきものがオルガンコンソールの周囲
に散乱したいたということだった。

結局、このホールはバブルでつけあがったお上が都民の浄財を乱費し
た揚句のろくでもない“ハコモノ”のままで今に至っている気がして
ならないのである。

【去年の今日】週話§土曜呟き~蜻蛉飛ぶ~

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