銭話§フランクフルト国際空港の税関

どうみても気が触れて火病に取り憑かれてしまったとしか思えない、
フランクフルト国際空港税関職員の乱暴狼藉ではないか。

あまつさえ2番目のケースなど、日本の財団から貸与されたストラデ
ィヴァリウスで書類も完備、借りている音楽家もシュターツカペレ・
ドレスデンのコンサートミストレスという、これ以上もない信用度の
高さと言えるのだ。

にも関わらず件の税関職員は、骨董価値のある楽器を売りさばくに違
いないと主張し、あまたの状況を蹴飛ばして没収。返却してほしくば
追徴金を払えという傍若無人だったのである。

こうなったら屁理屈も極まれりで、最初のグァルネリと2回目のスト
ラディヴァリウスの返還を命令した上部組織の長たるショイブレ財務
相が脱税行為を幇助したとして、税関職員が検察当局に告発したとい
うに到っては、申し訳ないが気が狂っているとしか言いようがない。

既に巷では、高価な楽器を持ってフランクフルト空港からドイツには
入国しないようにという動きも出ているらしいが、この件に関して、
一体誰の指示なのか、空港税関の上長なのか、それとも税関職員一個
人の判断なのか……。

そういえばと思い出したが、ここ何年かフランクフルトの税関でノー
トパソコンのチェックが厳しいと聞いたことがある。何とか難癖をつ
けて“税金”を払わせようという節があるのだ。それが明らかに使い
込んだ年代ものであってもらしく、この2年ほどパソコンを持ち歩く
身としては他人事ではいられないのだ。

願わくば速やかにフランクフルトの税関が正常に戻ってくれることを
祈るばかりである。まさにこれは“信用問題”ではないか。

↓恐怖の税官吏は広大な空港の中に潜む
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