盤話§CD発売30年・・・

1982年10月にコンパクトディスク(CD)が発売を開始して今年でちょ
うど30年という区切りの年を迎えたのだ。

1982年は我々が結婚した年で、バタバタしていたり、財布の中身が寂
しかったりしていたこともあって、CDを導入したのは1985年の秋に
なってしまった。

もっとも1982年当時を思い出してみても、まだまだ種類も少なくて、
値段も高く、あわてて移行する必要もなかったというのがその当時の
現実だったりする。

1985年にCDプレイヤーを購入して、近くにあるCDを扱っている店
に買いに行ったが、まだまだLPレコード優勢で、クラシックの録音
など、背の高い棚で両手を一杯に広げた幅くらいしか置かれていなか
ったのだ。

その時に買ったのはムーティ&フィラデルフィアのレスポーギ『ロー
マ三部作』とジェシー・ノーマンが歌うリヒャルト・シュトラウスの
『四つの最後の歌』の2枚くらいで、どちらも定価3000円で、さすが
に高いではないかと、なかなか手持ちの数は増えていってはくれなか
ったという記憶である。

その後、我々のオペラ熱の高まりとともにCDコレクションは順調に
増えていった。何を言ってもオペラの全曲盤が増えていったが、これ
はLP全盛時代に意識的に購入をセーブしていたことが大きかった。

今でもそうだが、当時はアナログ信仰がさらに強く、デジタル媒体だ
ったCDに対する風当たりが強かったが、オペラ聴きとしては、レコ
ードをいちいち引っくり返して4枚とかを聴き通すなどという手間を
省きたく、その点でCDの利便性を優先することにしたが、それは今
でも後悔してはいない。

カラヤンが、自分の演奏した第九を一枚に入れるようにという基準で
74分になったという経緯は有名だが、その後の録音時間を眺めている
と80分くらいは悠々と入ってくれているようである。

【去年の今日】週話§日曜呟き~フェーン現象~

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