無話§笹子トンネル崩落事故・・・

あまりにもひどい惨事に言うべき言葉もない。まさに理不尽である。

最近は遠出をしなくなりはしたが、年に一度くらいは中央自動車道を
運転して信州を往復していたこともある。当然、行きと帰りに笹子ト
ンネルをくぐり抜けなくてはならない。

4500mという長さを走り切るには3分余りの時間が必要になるのだ。
いつも走りながら、前方を注視しつつ側壁の距離表示を読み取るので
あるが、2km走ってようやく半分に達したかと思うと、長さにうんざ
りするのである。

そんな、自分自身もしばしば車を走らせたことのあるトンネルで天井
が崩落するなど……自分だって遭遇することになたっとしても不思議
なことではない。間一髪で崩落を避けることができたNHK記者が乗
っていた車の損傷のひどさを見て、自分が同じ状況だったら同じよう
に逃げ切れただろうか。自信も確信も持つことはできない。

この先、高度経済成長期に建設された橋であるとかトンネルといった
構造物の老朽化が進んでいくという報道がある。点検をして異常が見
つかった場合に、それらのすべてを造り替えるだけの予算を捻出でき
るものか。

安全に金をかけるという思想が醸成されなければ、3・11における原発
事故と同様の欠陥が引き起こす事故はこれからも続くことになろう。

【去年の今日】藍話§白菜の茎なのであるという件

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