軌話§京王線あれこれ[17]開業100周年

[承前]

4月15日、京王線が1913年(大正2年)に開業を始めて以来100周年
の記念日を迎えた。1973年、東京で暮らし始めた年に初めて利用して
いるので、個人的にはちょうど40年の付き合いである。

しかも結婚以来の通勤電車として31年このかた、ほぼ毎日乗っている
ヘビーな利用者なのだ。百年の営業期間にあって30年、3割というの
は、忠実な利用者といえるではないか。

1982年3月に多摩センターから通勤を始めた時、まだ相模原線は橋本
までの延伸工事途上で多摩センターが終着駅だった。その後、1988年
に南大沢まで開通、終点橋本まで延伸したのは1991年のことだった。

その後、昨年8月には京王多摩川の先から調布に向かっての地下化が
完了したことで、相模原線内には踏切が一つもないというのもまた、
長い時間をかけて実ったことなのである。

気がつけば、定期券を使っての通勤者生活も残すところ2年余りとな
ってしまった。定年後でも、月に2回とか3回は都心に出ていくので
はと思っているが、その交通費は家計費から捻出していかねばならな
い。それはそれで、けっこうな出費になるんだろうなとは、同居人と
昨今繰り広げている会話の主要テーマの一つなのだ。

鉄道という公共交通インフラは、特に都会においては大量の人的輸送
を担っていて、その立場はこれからも変わることはないだろう。
                            [続く]

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