顧話§ふと思い出すことあれやこれや

生まれ故郷の小都市にも、グーグルのストリートビューが走り回った
ようで、去年夏あたりの田舎町の様子を見ることができる。

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我が家の周辺の街並みも、最後に帰った数年前とは大体似たようなも
のだが、40年前とは劇的に違ってしまっていて、正直な感想は一言で
寂しさと言ってしまっていいだろう。

衰えた地方都市のお約束は、シャッター商店街と空き地に広がる駐車
場で、我が家があったあたりも例外ではない。写真右交通標識が立つ
角地には寿司屋があった。その先には洋服の仕立屋、駄菓子屋、そし
て織物の買継ぎの店と連なっていた。

そんな建物は影も形もなく、すっかり駐車場のスペースになってしま
っていた。それでも18年過ごしたご近所のゆえか、脳内に当時の映像
が辛うじて薄っすらと残っていることで、イメージを何とか再現する
ことができるのだ。そのあたりの記憶力はしぶといものがある。

ところで、いつごろそうなったのか調べようもないのだが、我が家か
らこの通りに出る細い路地に家が建って完全に塞がれていた。これは
ちょっと驚いた。私道だったのは間違いないが、どのようなやり取り
があってなくなったものか。

自動車が入れるような幅ではなく、せいぜいバイクどまりという細い
路地を通って小学校、中学校へは徒歩で、高校には自転車で通ってい
た。そんな路地の様子も脳内には何とか映像として残ってはいるが。

【去年の今日】諧話§一日一句~夏の口福~

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