季話§鶺鴒鳴~七十二候~白露

白露の次候“鶺鴒鳴(せきれいなく)”である。

日曜日に日本に戻ってきたら、ミンミンゼミとコオロギが混在して鳴
いていた。惜しむ夏と秋の境目が見当たらずに頭の中で混乱をきたし
ていたのである。

ドイツやオーストリアでは、30度超の炎天下であっても蝉の声が聞え
ることはない。

到着した翌朝に考えたことは、そのことと“地震が(ほとんど)ない”
という2点なのだった。これは何とも不思議な感覚で、夏というのに
蝉がいない、大地が揺れることもほとんどありえないという感覚を、
どのように伝えたら理解してもらえるのだろうかと考え込んだのだ。

逆に、ドイツ人が日本に来て地震に遭遇する時の驚愕と感覚もまた、
我々が推量することのできないことなのだろうとも思ったのである。

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