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zoom RSS 舒話§ダヌマン&ボストリッジ〜東京・春〜

<<   作成日時 : 2014/04/15 00:00   >>

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東京・春・音楽祭千秋楽前日だった先週の土曜日、ソプラノのソフィ
ー・ダヌマンとテナーのイアン・ボストリッジが歌うシューマンの歌
曲を聴いた。ピアノ伴奏はジュリアス・ドレイク。

プログラムは以下の通りで盛り沢山。聴き知った曲は、ミルテからの
何曲か程度だった。

4つの二重唱曲 op.78
   舞踏歌
   彼と彼女
   あなたを想う
   子守歌--病気で寝ている子供のためにー

5つのリート op.40
   においすみれ
   母親の夢
   兵士
   楽師
   露見した恋

『子供のための歌のアルバム』op.79より
   もう春だ
   てんとう虫
   眠りの精
   ゆきのはな
   牛飼いの別れ
   ミニョン

『ロマンスとバラード 第4集』op.64より
   兵士の花嫁
   捨てられた女中
   悲劇
   T. 私と一緒に逃げて
   U. 春の夜に霜が下りて
   V. 彼女の墓の上に

********************休憩********************

歌曲集『ミルテの花』op.25より
   献呈
   自由な心
   くるみの木
   『西東詩集』--“酌童の巻”よりT
   『西東詩集』--“酌童の巻”よりU
   まだ見ぬ人
   2つのヴェネツィアの歌
   はすの花
   ぼくの心はくらい
   ズライカの歌
   きみは花のよう
   東方のばらより
   終わりに

4つの二重唱曲 op.34
   愛の苑生
   求愛のセレナーデ
   窓の下で
   家族の肖像

[アンコール]シューベルト:光と愛

ボストリッジのとんがった表現は相変わらずだけれども、そんな中に
も少しばかり丸くなったかなと感じさせるものがないわけでもない。
キルヒシュラーガーの代役として歌うことになったダヌマンにかなり
気を遣ってという雰囲気も強く漂ってきて、気がつけばボストリッジ
も五十代にさしかかりつつあるのだ。

さて、初めて聴くダヌマンは繊細で声量がそうあるほどではない。調
べてみたらウィリアム・クリスティーといった古楽器系との関わりが
強いということがわかった。そういう意味では濃厚な色づけをするタ
イプではないのである。歌いはじめが少し不安定で大丈夫かと思った
が、後半に入って安定した歌を聴かせてくれた。

それにしても、ドレイクのピアノ伴奏がずいぶんと落ち着いてきたよ
うで、初めて聴いた10年ほど前の、ややデリカシーに欠ける、いわば
乱暴とも思えるピアノからは一枚も二枚も皮がむけて端正な伴奏だと
感じた。

桜の散った4月中旬の夕べに聴くシューマンはしみじみと沁み通って
いったのである。

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