諌話§木曾御嶽山噴火

長野県と岐阜県の境に聳える木曾御嶽山が先週土曜日に噴火をした。
頂上付近にいた多くの登山者が噴煙に巻き込まれ、少なからぬ犠牲者
を出してしまったことは悼まれる。

ここ40年ほどの間に、大規模な噴火が1回、小規模な噴火は2回ほど
発生しているが、その時の犠牲者はいない。ただ、噴火ではないが、
1984年に王滝村直下を震源とする“長野県西部地震”では29名の犠牲
者があり、その中に王滝村にあって鄙の宿として有名だった濁川温泉
が土石流で埋没。宿の人4人は、いまだ土の中に眠っているのだ。

火山の噴火予知は難しいと、噴火翌日に行われた気象庁の記者会見で
も繰り返し言っていたようで、そうなると火山が周囲にある九州の川
内原発の再稼動だって、あまりにもな暴挙になりかねないのである。

それは水蒸気爆発だからとかマグマ爆発だからと区分けして考えるこ
とではなく、噴火に変わりはないということを強く認識して考えるべ
きなのは当然のことだろう。

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上は、噴火の翌日日曜日に御嶽山上空を飛ぶ飛行機の航路である。噴
煙は高度数千mまで立ち上っているが、その飛行機は高度12000mで、
かつ風上に進路を変えているので影響はないと思われる。

いずれにしても“日本は火山国であり地震国である”という自覚を、
すべての人間が持ち続けるべきなのだ。

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