週話§日曜草々~3月はじまる~

日付変われば弥生三月である。世間はいわゆる年度末ということで、
お約束の工事が行われていたりするのは、車線を減らしたあたりでの
道路工事らしく、誘導員が手旗で車をさばいていることでもわかる。

会社の会計年度が3月末でないものだから、そのあたりを失念してい
て、どうしてあちこちで工事が行われているのかと訝しく思っている
と、人から“年度末ですよ”などと教えられて“ああそうなのか”と
思い至るのだ。

世の中が“予算”というもので動いているということを具体的な形で
知ったのはいつのことだっただろうか……もちろん、子供の頃からの
小遣いの類だって、月に千円だったらその範囲内で収めなくてはなら
ず、それをオーバーする金額の商品が欲しかったら、やり繰りをして
翌月あるいは翌々月まで節約してという知恵を働かす必要があった。

そんな年齢の頃から、金は無限の存在などではないことを自然に覚え
たのであるが、長じるにつれて借金という存在を知ることとなるも、
できるだけ借金の誘惑負けないような意志らしきものは培ってきたつ
もりだが、人がせっせと働いて納めた税金以上に使いまくって、永遠
に改称されることがなさそうな国の借金まみれの状況を見るにつけ、
永田町に巣食う人達の金銭感覚の無神経さに腹立たしいという以上の
怒りを覚えるのである。

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