化話§乃東枯~七十二候~夏至

夏至の初候“乃東枯(なつかれくさかる)”である。

去年に引き続き、今年も旅先で夏至を迎えることになった。北緯48度
ほどのところに位置する中欧の日没は21時を過ぎていて、22時近くに
なっても、残照でほのかに明るかったりする。そんな時間に車を走ら
せることがあって、もちろんヘッドライトは点灯させているけれど、
周りの景色は割合よく見えて、日本の遅い夕方に走っているのと変わ
らないような気がするくらいだ。

東京はといえば、19時1分が最も遅い日没時刻なのだけれど、19時半
を過ぎてしまうと暗さがどんどん増してきてしまう……せいたくは言
わないけれど、20時くらいまでは明るさが残ってくれてもいいではな
いかなどと思うことはあるけれど、そうなったらそうなったで、暑さ
もまた残ることになってしまい、エネルギーを節約する御時勢におい
てはコストに見合わなかったりする。

そうでなくても夏日どことか真夏日が延々と続くわけで、それもまた
忍耐の日々ということか。東京の今日はどんな陽気であるものか。

東京よりは数度ほど気温が低く、乾燥した気候の地域にいるわけで、
20日後に帰国した時の覚悟などしておかねばと考えたりもしていて。

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