週話§土曜草々~バイロイト音楽祭開幕~

今年も恒例のバイロイト音楽祭の開幕日がやってきた。目玉上演は、
何といってもクリスティアン・ティーレマンが振る『トリスタンとイ
ゾルデ』の新演出舞台であろう。

演出はカタリーナ・ワーグナー。悪評ふんぷんでチケットの売れ残り
まで出たという『ニュルンベルクのマイスタージンガー』の汚名をそ
そぐことができるかどうか。

↓新演出『トリスタンとイゾルデ』第三幕の舞台
画像

今時のオペラの演出など、やり過ぎてもやらなくても、文句が出てく
るのは避けられるわけでもない。丁寧に作りこめば“くどい”と言わ
れるし、単純あっさりに仕上げれば“何を言わんとしているか理解で
きない”ということになるだろうから、いずれにしても演出家が矢面
に立つのは必定である。

今年の上演は他に、3年目となった『ニーベルングの指環』は今年で
キリル・ペトレンコの指揮はおしまい。来年はマレク・ヤノフスキの
指揮に変わる。あとは6年目となった『ローエングリン』と4年目の
『さまよえるオランダ人』以上7演目が舞台にかけられるが、好評と
言われている『ローエングリン』もそろそろ最終年ではなかろうか。

2016年には『パルジファル』が新演出上演の予定である。指揮はアン
ドリス・ネルソンス。タイトルロールはクラウス・フローリアン・フ
ォクトが予定されている。

演出は当初ヨナサン・メーセという人が予定されていたが、2014年に
こんな記事が出ていて、結局キャンセルになってしまった。

《憬話§我々の“バイロイト音楽祭”2008.08》

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