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zoom RSS 懐話§尾瀬草紅葉[9]白砂田代とブナ林

<<   作成日時 : 2015/10/23 00:00   >>

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[承前]

沼尻から、20分ほども歩けば白砂田代に出るが、途中にあった檜枝岐
のそば屋さんはずいぶん前に店を閉じたと後になって聞いた。そば屋
があったところから田代までのアプローチは、ちょっとわくわくする
ような感じで、よき季節であったら様々な花が行き交う人の眼を楽し
ませてくれる。

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そうして森に囲まれた小湿原に着く。尾瀬沼と尾瀬ヶ原を繋ぐ一番の
メインストリートだが、平日ということもあって人通りは少ない。振
り返っても、もちろん尾瀬沼は見えない。

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池塘には秋晴れの空が映り、草紅葉とのコントラストも絶妙である。
そしてミツガシワが水に反射して音符のように見えるのもまた趣向。

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伸びる木道の先、林の中に“白砂乗越(のっこし)”がある。峠といえ
ば峠だが、田代から20mほど登ったところが峠の頂上になっていて、
そこから尾瀬ヶ原まで標高差200mほどを緩やかに下っていく。ちなみ
に、尾瀬沼の標高は1650mで、尾瀬ヶ原は標高1400mくらいなのだ。

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さて、乗越から下り始めたあたりで、両膝の外側靱帯が痛み出した。
これまでが順調だったからと思っていたのに、尾瀬ヶ原まではこの先
一時間ちょっと歩かねばならないし、翌日の行程は10kmほどもある。

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時間はたっぷりあるので、あわてずに歩みを進めながら見上げると、
鬱蒼としたブナの森が視界一杯に広がっていた。

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長い段小屋坂が終わりに近づいたのは、イヨドマリ沢が現れたことで
わかる。イヨとは地元の言葉で“魚(うお)”のこと。ここから下田代
十字路までは20分ほどの行程で、そうこうしているうち木々の間から
至仏山の姿が切れ切れに見えてきた。

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やれうれしや、目的地まではほんの少しである。
                            [続く]

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