蕎話§府中はラーメン激戦区?[Ⅳ]紅

[承前]

第1回の失業認定が行われた職安通い4回目の後は、この店を試すこ
とにした。

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職安での手続きを終えて府中駅まで戻り、2軒の銀行で振込みを2件
済ませて、時計を見ると回転の11時半が近づいていたので、京王線の
高架沿いにある店に歩いていく。

ぽつんと一人が店の前で待っていたので、その後ろに並んだ。ほどな
く店員が注文を聞きに来たので、店名にもなっている“紅ラーメン”
をリクエストしたが、開店して入ったところで食券を買わなければな
らなかった。先頭近くの客何人かには、あらかじめ聞いておいて作り
始めるつもりだったのだろう。

とはいえ席に着いて“着丼”を待つ。10分ほどが経ったところで眼の
前に置かれたラーメンは、たっぷりの茹で野菜と、豚バラ肉を辛味噌
スープで軽く煮たものがトッピングとしてのっていた。それらを脇に
寄せて麵を引っ張り出す。

この店最大の特徴である異なった太さの“乱切り麵”が現れた。太さ
1センチから2ミリまでが1本の麵の中にあって、不思議な食感であ
る。1センチの部分はスイトンのような歯ごたえなのだ。

辛味噌スープはうまい。それと茹で野菜、豚バラ肉も十分に堪能でき
て、これまでに府中で食べた中では一番うまいと言っていいだろう。
ただし、1センチの麵は……普通にある札幌味噌ラーメンの太さのほ
うが好みで、そこまで技巧的でなくともとは思ったが。

次回の職安訪問は12月となり、ラーメン屋巡りはひとまずお休みだ。
                            [続く]

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