維話§オーストリア航空~日本線撤退~

この9月にオーストリア航空の成田・ウィーン直行便が廃止になる。
初めてウィーンを訪れたのは1980年12月のことだったが、その当時に
直行便はなくて、フランクフルトから乗り継いでの長旅なのだった。

最初に直行便が飛んだのは、バブル真っ盛りの1989年のことで、当時
はモスクワで一度トランジットしてウィーンに向かうというものだっ
たが、ほどなくノンストップ直行便として運航をしたはずだ。

“音楽の街ウィーン”という誘い言葉に惹かれて、少なからぬ音楽好
きな日本人旅行者が利用していたのだろうが、景気減速には勝てず、
就航から27年で直行便がなくなることとなった。

そうなると、ヨーロッパ内の空港から乗り継いでという不便を強いら
れることになるわけだが、日本を午前に出発するフライトであれば、
乗り継いでもその日の夜にはウィーンに着くことは可能である。ただ
し、直行便だったらできたであろう、到着した足で演奏会を聴きに行
くという荒業はできなくなるだろう。

これまでオーストリア航空を往復で利用したことはない。一度だけ、
ウィーンからの帰国便で成田まで乗ったことがあるだけである。たぶ
んこの先、ウィーンには“ついで”で寄ることはあっても、メインの
目的地として旅行することはないだろうから、個人的に不便を感じる
ことはないと思われる。

今後、オーストリア航空は中国の上海路線、香港路線へとシフトして
いく模様で、遠からずウィーンの街を中国人旅行者が席巻するのは、
間違いない。

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