歳話§初めての定年[33]仕事の体力

[承前]

61歳誕生日の前日=60歳満了日に定年退職したわけだ。仕事を続けよ
うと思えば、続けられなくもなかっただろうが、まあ“潮時”という
思いも強く持っていて、今のような状況になっているわけである。

ただもちろん、三十代や四十代の時のような無理のきく体力などが残
っているわけなどはなくて、そのあたりも定年以降の嘱託仕事を受け
ようとは考えなかった理由なのだ。

やはり、週5日間をきっちりと勤めきれるかどうか、単純に自信など
なく、そうであるなら週に2日程度の仕事をさせてもらって、あとの
5日は自分の時間でいいではないかと考えたのである。

何度も書いているが、少しでも体力が残っているうちに、遊んでおき
たいのだ……仕事が好きで好きでという人が存在していることも無論
知っていて、それはそれで偉いなあと思うけれど、仕事だけが人生で
はないだろう。

そういう意味では宮仕えのサラリーマンで定年を迎えたのは正解だっ
たのかもしれない。それが医者だったり弁護士といった仕事に携わっ
ていたとして、仕事からの身の引き時をどのように決めたらいいのか
とても悩んでしまうような気がする。

だから今の週2仕事も、65歳を最長の区切りとして、そこではっきり
完全リタイアの線引きをするつもりなのだ。
                            [続く]

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